男の成長とパンツの話

コラムという名の雑記

ごめん。最初に謝っておく。

この記事は、パンツと言っても女の子が履いているパンティーの話じゃなくて、おっさんのパンツの話です。期待してくれたヒトに最初に謝っておきます。

そげまる
そげまる

ごめん、エロくない

今回はメンズのパンツ、それもスボンじゃなくて下着のパンツの話。男のパンツって大きく分けると3つの派閥に分類される。

トランクス派、ブリーフ派、ボクサー派。

僕は小学生のブリーフから始まり、トランクス、そして今はボクサータイプ。全てのタイプを履いてきました。そして最近、カッコ良いブリーフを履いている筋肉隆々の人をスーパー銭湯で見かけて、ブリーフ熱が再燃してきました。

そげまる
そげまる

別に男性に気がある訳じゃないよ

決して、そっちではない。僕は女性が大好きです。

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オムツ〜ブリーフへ

昭和の終わり頃、まだまだ路上喫煙が当たり前、歩行喫煙、通勤通学で使う在来線でも喫煙が当たり前だった頃、小学生男子のパンツといえば、グンゼ

白いブリーフが当たり前だった

オムツが外れ、パンツトレーニングが終わり、次に与えられた装備品は白のブリーフ。

もう、それ以外は選択肢になかった。

母親から与えられたパンツ。

白すぎてうっすら青くも見えた白いブリーフ。

小学生の殆どは白いパンツ。校則で決められていたのか?ってくらい、みんな白いパンツ。

なので、間違えないように黒いマジックで名前を書いてもらった。

履き慣れてくると青から黄色になる魔法のパンツ

そして思春期を迎えると、その白いブリーフが幼く感じ、先輩たちの半ズボンの下からはみ出すトランクスに憧れるようになった。

「ブリーフなんて履けるか!!」が反抗期の合図

トランクス、たまにノーパン

そして中学校に上がり、徐々に周りも白のブリーフからトランクスへと移行が始まった。

通称、柄(がら)パン。

柄パンは大人への階段の一歩目。

親は白のブリーフを用意してくれるんだけど、イキっていた反抗期真っ只中の僕は、親の用意してくれたブリーフが恥ずかしくて、お年玉でカッコ良い柄パンを買った。

ちょっと記憶が曖昧だけど、ノリピーマンとかそんなの。

なんかキャラクター物のトランクス。

それが高い。

ブリーフだったら3枚で1,000円ちょっとなのにキャラクター物のトランクスって1枚2,000円位したのね。

マジで悩んで買った。

そんなトランクスだったけど、初めて履いたときの開放感はヤバかった。

マジで何も履いてない感覚。

今までは押さえられていたとのからの解放。

尾崎豊の言っていたことが理解出来る気がした。

これが自由なんだって、これが大人なんだって分かった。

落ち着かないパンツ

ブリーフの時はポジションが決まっていたと言うか、あまりポジションを気にしてなかったジュニアが、トランクスになるとフリーポジション。

ミッドフィルダーなのか、ワントップなのか訳が分からず暴走。

自由を与えられたジュニアはパンツの中でいつもイキっていた。

「おお、これが青春か!!」なんて、勘違いをしていた。

トランクスの開放感に慣れるまでは、変態。

制服のポケットに手を突っ込んでポケット越しに押さえつけていた。

せっかく自由になったのに今度は自分で押さえつけていた。

若者の葛藤、これも青春。

ラグビー部はノーパン?

そんなこんなでトランクスに慣れて一人前の男に待っていた試練は高校時代にあらわれた。

高校で入ったラグビー部でのオキテ。

理由は分からないけど、ラグビーをするときはノーパン。

ラグビーのユニフォームって短パンじゃん? なのにノーパン。

ハミ出てくるのは必須。

流石に先輩が卒業した後は、スパッツを履いていたけど、それまではノーパン。

部室でフルチンで着替えるのが青春。

そしておしゃれなボクサーへ

高校から大学時代、特に大学時代はちょうど、腰パンが流行っていたのでパンツ丸出しで街を闊歩していた。

ズボンをずり下げてパンツ丸出し。

あのスタイルだとトランクスが上がってきてしまって、ズボンの中ではトランクスの下から、いつも「こんにちわw」状態。

そんなとき、ボクサータイプのパンツに出会う。

運命の出会い。

それから20年以上も付き合うこととなるボクサーパンツ。

ブリーフとトランクスの間。

ポジションは軽く固定してくれるのにおしゃれ。

理想のパンツ。

これからはお前だけが僕の相棒だよ。なんて思えた。

進化を遂げるブリーフ

まだまだ、検討段階だけど、ブリーフも白いグンゼじゃないおしゃれバージョンがたくさん出てきてるんですよ。

最近、スーパー銭湯で筋肉隆々のおじさまがカッコよくブリーフを履きこなしていた。

なんか女子のパンティーみたいなパンツ

中年になってだらしなくなってきた身体、そして元気いっぱいに全力でイキることもなくなってきたジュニアには締め付けが必要なのかもしれない。

ビシッと決められたポジションで活躍することが求められる中間管理職。

ブラブラしているのは終わりにしよう。

家で暑いからと言ってパンツ一丁でフラフラしていたら、家族から「キモい」なんて言われてしまう。

トランクスやボクサーパンツ一枚でウロウロするより、カッコ良いブリーフでウロウロしている方が身体を見られている気持ちになり、恥ずかしい体型から脱出できるんじゃない? 

自分の体格が恥ずかしいと思えば、パンツ一枚で生活することもなくなるハズ。

オムツに戻る前に一度チャレンジしたい。

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