就職氷河期世代の本音!! 初任給40万円時代に望む『早期引退と年金支給55歳』

コラムという名の雑記

正直に言います。最近ニュースで「初任給40万円」とか、「最低賃金の底上げ」なんてことを聞いて、なんか胸の奥がモヤモヤしています。いや、別に若い人が高い給料をもらうのは悪いことじゃないし、むしろ未来ある若者には全力で頑張って欲しい。そのために、高額の賃金が必要だというのも理解しています。

まお
まお

そうだよ

でも、僕たち、就職氷河期世代がどれだけボロ雑巾みたいに扱われてきたか・・・別に不幸自慢をしたい訳ではないけど、僕たちが社会から受けたを忘れないで欲しいんです。

ひらめ
ひらめ

思い出して欲しい・・・

氷河期世代が歩んできた『報われないキャリア』

僕たちが就職活動をしていた頃は、企業は偉そうに「働きたいなら働かせてやる」という雰囲気を醸し出し、やっと入れた会社も、ブラック・・・「嫌なら辞めれば?」という感じでした。しかも給料は安く、残業は青天井、休みもロクに取れない。

「頑張れば報われる」なんていう昭和の美談は、僕らには適用されませんでした。報われるどころか、気づいたら体力も気力も削られ、転職すれば「氷河期世代は使えない」というレッテルまで貼られる始末。マジで笑えません。

まお
まお

頑張ってきたね・・・

「学び直し」や「キャリアアップ支援」では救われない

そんな僕たちに、今さら「学び直し」とか「キャリアアップ支援」とか言われても、正直ピンと来ません。だって、もうね、戦うための武器を磨く気力は残ってないんです。欲しいのは、新しい武器じゃなくて、刀を置いて静かにお茶をすする時間。僕たちが本当に望んでいるのは「早期引退」なんです。

例えば、55歳で引退して、そこから年金をもらえる制度にしてくれたらどうでしょう?

年金は55歳から支給してほしい理由

「いや、そんなの働き手が減る」とか「財源がない」とか言う政治家の顔が浮かびますけど、落ち着いて考えてみて欲しい。

僕たち氷河期世代は、これまで休むことなく働いてきたんです。だから、急に自由を与えられたら「あれ?やることないな」となって、結局は働き始めるに決まってます。

ひらめ
ひらめ

たぶん・・・

自由を与えれば逆に経済が回る

ほら、人って不思議なもので「やらされる仕事」は嫌でも「やってもいいよ」って言われると、なぜかやりたくなるんですよ。

そういう意味では、55歳引退&年金支給は、実は経済を回すための起爆剤になり得ます。「暇だし、ちょっと起業してみるか」とか「週3で働いてみようかな」とか・・・。しかも、僕たちは耐えることが得意な世代です。だって社会に出たときからずっと耐えてきたんですから。

氷河期世代は“耐える”ことが得意な最後の世代

「あと数年頑張れば自由になれる」というゴールが見えれば、意外と頑張れるものです。だから、55歳から年金支給にして、55歳をひとつのに設定する。残り少ない時間なら、死に物狂いで頑張る。頑張れる気がします。

まお
まお

確かに・・・

逆に70歳まで働け」なんて言われたら、心がポキッと折れてしまいます

格差社会で育った僻みと現実

その分の賃金(僕たち世代の賃金なんて雀の涙程度ですが・・・)を、若い人たちに分配し、仕事にやりがいを見出してもらった方が健全です。そもそも、僕の場合、若い人が40万円もらっているニュースを見て「僕なんか、あの頃手取り15万円だったぞ・・・」とひがんでしまいます。月の家賃と光熱費と食費を引いたら、もう何も残らない生活。娯楽なんて、コンビニスイーツがせいぜい。

ひらめ
ひらめ

切ない人生だった・・・

恋愛も結婚も、経済的な理由で諦めた人だって多い・・・。同じ失敗を繰り返す必要はありません。

そんな人生を歩んできた世代に「定年を引き上げます」とか「年金は70歳から」とか言うのは、ある意味、拷問ごうもんです。

僕たちには「定年延長」よりも「一度解放」を

それに、正直に言うと、僕たち氷河期世代は、趣味らしい趣味を持ってない人が多い。毎日が仕事で、休日は寝るだけ。そんな生活を何十年もしてきたから「じゃあ明日から毎日が自由です」と言われても、困ってしまいます。

まお
まお

そうかな?

僕もたぶん、最初の一週間は昼まで寝て、YouTube見て、夜更かしして・・・それで飽きます。飽きたら結局、何かしら動き出す。たぶん、小さな商売を始めたり、週に数日バイトしたり。そういう意味では、「55歳で一度解放して好きにさせる」のがいちばん。

社会にとっても、僕らにとっても、ハッピーなんじゃないでしょうか。

政治家への切実なお願い

政治家のみなさん、お願いです。僕たちはもう、上を目指すレースから降りたいんです。欲しいのは名誉でも出世でもなく、静かな老後。

ひらめ
ひらめ

最後くらいは・・・

せめて残りの人生は「いい人生だったな」と思える時間を過ごさせてください。

55歳で一度引退して、年金というベーシックインカムがあれば、僕らは必ずやり直せます。そして、自分の意思で社会に貢献します。これは僕のわがままじゃなく、氷河期世代の切実な願いです。

もし55歳から自由になれたら

最後に、ちょっとだけ本音を漏らします。もし 55歳から自由になれたら、僕はまず、20代の頃にできなかったことを全部やってみたい。昼間から温泉に行くとか、平日に旅行するとか、ちょっといいホテルに泊まって部屋でビールを飲むとか・・・。

まお
まお

堕落した生活・・・

もちろん、そういう中には「大人の遊び」も含まれますよ。だって、我慢ばかりの人生だったんですから。せめて最後くらい、少しぐらい羽目を外したっていいじゃないですか。

だからこそ、この提案は単なる甘えじゃない。僕たちにとっても、日本にとっても、未来を少しだけ明るくするための現実的なプランだと思うんです。どうか、この声が届きますように。

特例で、この年代だけ、年金受給開始年齢を55歳に引き下げ、一度、仕事という束縛から解放してください

(了)

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