女性の「かわいい」はなぜ男性と違うのか|価値観のズレを考えてみた

「かわいい」を連発する女性心理 男女の話

女性の「かわいい』が理解できない。

そう感じたことのある男性は、意外と多いのではないでしょうか。

ぶっちゃけた話、僕は半世紀も生きているのに、女性の「かわいい」が分かっていません。

それが不快であるとか、理解ができない訳ではありません。むしろ「かわいい」といっている女性をみて可愛いと思い、目を細めて見守っている自分に気づき、いい歳なのに、女子の「かわいい」に感情を揺さぶられていることに恥ずかしさを覚えています。

まお
まお

ちょっと、キモい・・・

この記事では、

  • 男性と女性で「かわいい」の意味がどう違うのか
  • 女性同士の「かわいい」には何が含まれているのか
  • それでも男性が”あざとい女性”に弱い理由

について、考察していこうと考えています。

結論から言えば「男女は、分かり合えないから面白い」という話なのですが、そこに辿り着くまでが長いので、先に謝っておきます。

男性と女性では「かわいい」の意味が違う

女性が口にする「かわいい」が理解できないと感じる最大の理由は、男性と女性で「かわいい」の定義そのものが違うからです。

男性心理での「かわいい」は、わりと視覚的でシンプルです。顔、表情、しぐさ、雰囲気。ひと目見て「かわいい」と感じる、ほぼ反射に近い判断。

新垣結衣、石原さとみ、広瀬すず——こういった名前を挙げて「かわいい」と言っても、ほとんどの男性は反論しないはずです。

自分の好みかどうかはともかく、「かわいいという事実」は認めるのではないでしょうか。つまり、男性の「かわいい」は、比較的、男性同士では共有されやすい傾向があります

一方、女性心理での「かわいい」はもっと複雑です。視覚的な可愛さだけでなく、雰囲気、言動、共感できるかどうか…「一緒にいて心地いいか」まで含まれている気がします。

男性の「かわいい」が「守りたい」に近いとすれば、女性の「かわいい」は「共感できる」に近い。

この出発点が根本から違うのだから、ズレが生じるのは当然なのではないでしょうか。

合コンで「かわいい娘を連れてきて」とお願いしたら、男性目線では首をかしげるメンバーが来た——という経験は、一度や二度ではありません。きっと男性の多くは「ん?」と思ったことがあるはずです。

ひらめ
ひらめ

結構ある・・・

「かわいい娘って言ったよね」と、傷つけないようにそっと確認しても「えっ、かわいいでしょ?」と全力で返ってくる。悪意はない。本当にそう思っている。それが、また困る

男性陣が顔を見合わせている横で、女性たちは普通に盛り上がっている。この温度差はいったい何なのか。という話です。

女性同士の「かわいい」はコミュニケーションでもある

女性同士が頻繁ひんぱんに「かわいい」と言い合っているのを見て「全員、本気で言っているのか?」と疑う男性が多いのではないでしょうか。

正直、僕もずっとそう思っていた。というか今も少し思っています。

でも、よくよく観察してみると、女性同士の「かわいい」はそれ自体が会話の潤滑油として機能している気がします

  • 共感のサインとして。
    「あなたの感覚、分かるよ」という信号に近い。
  • 場の空気を和らげる言葉として。
    場が緊張していたり、沈黙が生まれそうな瞬間に「かわいい〜」のひと言がクッションになる。
  • 会話をつなぐ役割として。
    話題を次に展開させるための自然な橋渡しにもなっている。

つまり、女性の「かわいい」は、ときに内容の評価」ではなく「関係性の維持」のために使われているのです。

ひらめ
ひらめ

面倒くさい・・・

男性は、基本的に『情報』として受け取ろうとしてしまいます。だから、女性の「かわいい」と男性のそれのギャップに混乱するのです。

男性がとして「かわいい」を使うことが多いのに対して、女性はのために「かわいい」を使っているのかもしれません。

内心では「どこが?」と思っていても、空気を読んで「かわいいね〜」と合わせていることも、多々あるような気がします。

でもそれは嘘をついている」というより「場を読んでいる」に近い。女性が空気を読むのが得意なのは、こういうところにも現れているのではないでしょうか。

そして、その高度な空気読みを横目に、僕たちは「信用できない」とねる。

誰も悪くないのに、なんかモヤモヤを抱えてテンションを下げてしまいます。

男性はなぜ「あざとい女性」に弱いのか

女性が「あの子、あざとくない?」と冷めた目で見る女性に、なぜか男性は惹かれます。

女性からは「計算がある」「わざとらしい」と言われがちな女性に、男性が集まる現象はよくあります。

あ、そういうのが好きなんだ」と汚いものを見るような目で言われても、好きなものは好きだし、かわいいと思ってしまうんだから仕方がありません。

男性にこびを売っているのは理解しています。分かった上で、その『あざとさ』が好きなんです。

なぜそうなるのか、考えてみました。

  • 分かっていても、惹かれる。
    「これは演出かもしれない」と頭では分かっていても、かわいければ関係ありません。男性の判断回路はそのくらいシンプルです。シンプルではなく、単純なんです。
  • 演出込みで、楽しんでいる。
    天然か計算かを精査するより、目の前の「かわいさ」を素直に受け取るほうが楽しめます。養殖でも天然物でも、おいしければいい——という感覚に近い。
  • 「騙されたい願望」が、ある。
    あざとさが透けて見えるくらいのほうが「分かった上で楽しんでいる」という余裕が持てます。むしろ完全に計算の見えない女性のほうが怖い。どうぞ騙してください、くらいの気持ちでいる気がします。

結局のところ、男性は、自分たちが思っている以上に、単純な生き物なのではないでしょうか。

かわいければ、性格も過去もあざとさも、どうでもいい。

それを「浅い」と言われれば返す言葉もないが、シンプルであることは正直でもある、と自分に言い聞かせています。

男女は分かり合えないから、面白い

ここまで整理してみると、男性と女性の「かわいい」は、そもそも出発点が違うことが分かりました。

男性は視覚と直感で「かわいい」を判断し、それを比較的シンプルに共有できる。女性は、女性心理特有の共感・雰囲気・関係性を含めた総合評価として「かわいい」を使い、コミュニケーションのツールにもする。

どちらが正しいとか、どちらが深いとか、そういう話ではありません。単純に、構造が違います。

だから、分かり合えなくて当然です。男性が女性の「かわいい」に困惑し、女性が男性の「かわいい」に呆れる。その繰り返しが、ずっと続いている。

続いているけど、どちらも懲りていません。

まとめ|今日も女性の「かわいい」に振り回されている

ぶっちゃけた話、半世紀近く生きてきても、女性の「かわいい」はよく分かりません。というか、最近では分かろうとしていません。

女性同士が「かわいい〜」と盛り上がっている基準も、見え見えのあざとい女性に惹かれてしまう自分も、全てを受け入れています。

そして、それでいいとも思う。

分かり合えないから、知りたいと思う。翻弄ほんろうされるから、飽きない。完全に理解できてしまったら、女性にときめくことはありません。

そして今日も、女性たちの「かわいい〜」を聞きながら「いや、どこが…?」と心の中で小さくツッコミを入れている僕がいます。

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