【実録】NAロードスターがオーバーヒート|水温計H・白煙・21万kmでもエンジンは助かった

旧車あるある?NAロードスターがオーバーヒート クルマの話

NAロードスターがオーバーヒートしました。

水温計はHを振り切り、リザーブタンクは空。さらに、慌てて2〜3kmほど自走してしまいました。

ひらめ
ひらめ

やっちゃったかも・・・

正直、エンジン載せ替えを覚悟しました。

まお
まお

大丈夫だった?

この記事では、その一部始終を記録します。

オーバーヒート当日の話

2026年4月初旬…。その日は4月とは思えないほど暑い日でした。気温は25度を超え、少し早い夏のような陽気。

僕は、愛車の1991年式のNAロードスターで、いつものように早朝ドライブを楽しんでいました。

自宅まで残り5km…。

そのとき、突然異変が起きました。信号待ちでアイドリングが不安定になる。エンジン回転数が上下を繰り返す。そして何気なく見た水温計に、背筋が凍りました。

針が「H」を振り切っていたのです。

結論|僕のNAロードスターのエンジンは助かりました

最初に結果を書いておきます。

僕のNAロードスターは、

  • 水温計がHを振り切る
  • リザーブタンク空
  • 白煙が出る
  • 約2〜3km自走

という、かなり危険な状態でした。

正直、エンジン載せ替えも覚悟しました。

しかし結果としては、

  • ラジエーター交換
  • 冷却系の総交換

で復活。

修理費は185,459円でした。

さらに修理後1か月間、毎週のようにエンジンオイルを確認しましたが乳化はなし。整備工場でも「圧縮は正常」との診断でした。

ひらめ
ひらめ

ほっとした・・・

21万km走行のエンジンでしたが、どうやら無事だったようです。

オーバーヒートに気付いた瞬間

今でも思い出すと背筋が凍ります。と言っても、その日は夏日だったし、エアコンが壊れているので、大量の汗をかいていましたが…。

異変を感じたのは信号待ちでした。

信号待ちで、エンジン回転数が上下を繰り返していました。

「なんかおかしいな」

そう思って水温計を見ると、針は完全にHの位置でした。いや、正確にはHを振り切っていました。頭が真っ白になりました。

マフラーから白煙が出たときは絶望した

「安全なところまで」と思い、2〜3kmくらい自走してしまいました。何か甘い臭いというか、プラスチックが解けた臭いというかを感じました。今考えると、あれはオイルの臭いだったと思います。

そして、サイドミラーに映る光景には、マフラーから白煙が…。

正直、「終わったかもしれない」と絶望しました

ひらめ
ひらめ

パニック・・・

21万km。僕を含めて4人のオーナーが乗り継いできたロードスターです。エンジンが壊れたら、もう同じ車ではなくなってしまうかもしれない。

そう思うと、胃が痛くなるような気持ちでした。

僕が後悔していること

本当に後悔していることがあります。

それは、2〜3km自走してしまったこと。時間にして5分程度です。

ひらめ
ひらめ

悔やまれる・・・

交通量の多い道路だったこともあり「とりあえず安全な場所まで」と思って走ってしまいました。

しかし整備工場からは「その判断が一番危ない」と言われました。

オーバーヒートしたエンジンは、走れば走るほどダメージが蓄積します。もし今この記事を路肩で読んでいる方がいるなら、迷わずエンジンを停止してください。

1メートルも走らない方がいいです。

原因はラジエーターの破損だった

JAFで搬送後、整備工場で診断してもらいました。

原因はラジエーターの破損。正確には、経年劣化したラジエーターが割れ、冷却水が漏れていました。リザーブタンクも空。

冷却系としては完全に限界だったようです。

NAロードスターは冷却系が弱点になりやすい

NAロードスターは発売から30年以上経過しています。

どれだけ大切に乗っていても、

  • ラジエーター
  • ホース
  • サーモスタット
  • 電動ファン

といった樹脂を使っている冷却系部品は確実に劣化します。

特に純正ラジエーターは樹脂部分の劣化が進みやすく、昨日まで問題なくても突然壊れることがあります。

今回の僕もまさにそれでした。

なお、ラジエーターは純正品ではなく社外品へ交換しました。

実際に交換した部品一覧

今回交換した部品は以下の通りです。

  • 社外ラジエーター
  • ラジエーターキャップ
  • ファンスイッチ
  • 電動ファンモーター(ラジエーター側)
  • 電動ファンモーター(コンデンサー側)
  • アッパーホース
  • ロアホース
  • 各種ホースバンド
  • サーモスタット
  • サーモスタットガスケット
  • クーラント液

結果的に冷却系をほぼ一新する形になりました。

修理費は185,459円

今回の請求額は、185,459円でした。

まお
まお

高い・・・

決して安くありません。しかし、もしヘッドガスケットが抜けていたら。もしヘッドがゆがんでいたら。もしエンジン載せ替えになっていたら…。

そう考えると、むしろ安く済んだと思っています。

オーバーヒート修理の概要

項目内容
車種ユーノスロードスター(NA6CE)
年式1991年
走行距離21万キロ
症状水温計H振り切り
白煙マフラーから発生
修理内容冷却系一式交換
修理費185,459円
結果エンジン無事

エンジンはなぜ助かったのか

整備工場によると、

  • 圧縮正常
  • エンジン始動正常
  • オイル乳化なし

という状態でした。

ヘッドガスケットについても「おそらく大丈夫でしょう」とのこと。

オーバーヒート後に1か月確認したこと

整備工場からは「しばらく走って、オイルが乳化していなければ大丈夫でしょう」と言われました。

そのため僕は、

  • オイルキャップ裏
  • レベルゲージ
  • 冷却水の減り

をその後1か月間、毎週のように確認しましたが問題はありませんでした。

現在も普通に走っています。

Hまで振り切っても助かる場合はある

ただし誤解してほしくありません。僕のケースは結果的に助かりました。でも、オーバーヒートしたエンジンが必ず助かるわけではありません

同じ状況でも、

  • ヘッドガスケット抜け
  • ヘッド歪み
  • エンジンブロー

になることもあります。

ひらめ
ひらめ

運が良かった・・・

運が良かった部分もあったと思います。

まとめ|オーバーヒートしたら即エンジン停止

今回の経験で学んだことは一つです。

「ちょっとおかしい」と思ったら、すぐ止める。

これだけです。

僕は2〜3km走ってしまいました。そのせいで数週間、生きた心地がしませんでした。幸いエンジンは助かりました。でも、あのときすぐ止めていれば、もっと安心できたはずです。

21万km走ったNAロードスターですが、今も元気に走っています。

ロードスターは、もう35年近く前の車です。

それでも僕にとっては、ただの移動手段ではありません。

今回のオーバーヒートで、本当に失うかもしれないと思いました。

だからこそ言えます。

水温計がHを指したら、迷わず止めてください。

愛車を守れるのは、その瞬間の自分だけです。

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