50代男性で友達がいないのは普通?気づけば誰とも連絡を取らなくなっていた話

50代で友達が居ないのは普通なのか? 生き方の話

50代になり「友達がいない」と感じる男性は少なくない

休日に連絡が来ない。飲みに行く相手もいない。学生時代には仲の良かった友人がいたはずなのに、気づけば何年も会っていない。

そんな状況だと不安になってしまう。少なくとも僕はそうだった。

僕は、現在51歳。気づけば仕事以外で連絡を取る相手はほとんどいない。同窓会の案内が来ても行く気になれない。LINEを開いても、最後にやり取りしたのは何ヶ月も前だったりする。

ただ、最近僕が思うのは、50代の男性で友達がいないのは珍しいことではない。むしろ多くの男性が同じ悩みを抱えている。

50代は人生の優先順位が大きく変わる年代。

もしかしたら僕たちは、友達ではなく、もっと別のものを失っているのかもしれない。

50代男性で友達がいないのは珍しいことではない

そもそも、若い頃の僕には本当にそんなに友達がいたのか…元々、友達と呼べる仲間はいたのか。

振り返ると、部活仲間だったり、同じ授業をとっていた人だったり、同じ場所で同じ時間を過ごす人が多かっただけかも知れない。

学校や会社で、毎日顔を合わせる。だから自然と話す。話すから自然と仲良くなる。その中で同じ価値観というか、同じ温度で感じ合える人たちが友達と呼んでいた人なのかも知れない。

だから、環境が変わると友達と呼べる人が居なくなる

進学や就職で地元を離れる。転勤で連絡が途切れる。結婚すると休日の使い方が変わる。子供が生まれると友人より家族が優先になる。

50代になるまでには、何度も人間関係が変化する理由がある。

気づけば年賀状も来なくなった。気づけばLINEグループも静かになった。気づけば「あいつ元気かな」と思い出すだけになった。でも、それは友達がいなくなったというより、それぞれが自分の人生を生き始めただけ。

50代男性で友達がいない状態は、少しも珍しいことではないと思う。

少なくとも僕は、最近そう考えるようになった。

なぜ50代になると友達が減るのか

50代になって急に友達が減ったわけではない。気づいたら減っていたという方がしっくりくる。

仕事をして、家庭を持って、子育てをしているうちに、いつの間にか距離が生まれた。

実際、僕自身、社会人になってから仕事以外で友達と呼べるほど親しくなった人は数えるほどしか居ない。

僕もそうだけど、どうしても仕事中心の生活になる。なってしまう。

20代、30代、40代…。

仕事に追われているうちに、友人関係は疎かになる。休日は家族サービス。平日は残業。飲みに行く時間も減る。そして、気づけば学生時代の友達とは連絡を取らなくなる。

「今度飲もう」

この言葉ほど実現しない約束はない

男はプライドで友達を失う

あまりカッコいいことではないけど、僕は男の『プライド』とか『メンツ』とか、そういったものにこだわるから、友達を失うと思っている。

若い頃はみんな同じで、安い居酒屋で飲んで、くだらないことで笑い合えた。学生の時なんて、みんな似たもの同士だったし、仲間内で誰が偉いとか、すごいとか、そういうものはなかった。

でも、40代・50代になると、話が変わってくる。

会社の役職。年収。持ち家か賃貸か。独身か既婚か。子供の進学先。老後資金…。残酷なくらい差が開く。

そして、そんな話を小耳に挟むと、不思議なことが起きる。

会いたいのに会えなくなる。

「あいつ、今どんな役職なんだろう」
「俺だけ取り残されていないかな」
「今の自分を見られたくないな」

そんな感情が頭をよぎる。別に嫌いになったわけじゃない。むしろ会いたい。でも会うのが少し怖い。だから連絡できない。

そして一年が過ぎる。二年が過ぎる。気づけば友達がいなくなっている。

考えてみれば、友達を失ったというより、自分のプライドに負けたのかもしれない。

男のメンツはなぜこんなにもくだらないのか

友達がいないことと孤独は別の話

世の中では「友達がいない=孤独」と考えられがちだ。僕だって、そう思っていた。

でも最近は少し違う気がしている。本当に辛いのは、友達がいないことではない。

必要とされなくなることだ。

若い頃のように誰かと同じ方向を向いて走る時間。自分の役割。自分の居場所。そういうものが少しずつ変わっていく。

だから孤独になる。

友達の数の問題ではない。人生のステージが変わることの寂しさなのだと思う。

僕の場合はロードスターだった

そんな僕が、孤独を感じにくくなったきっかけがある。

ロードスターである。

正直に言うと、友達を作ろうと思って始めた趣味ではない。

ただ好きだったから。乗りたかったから。それだけ。

でも、休日の早朝、ロードスターで走る。それだけで少し気持ちが軽くなる。誰とも話さない日もある。でも不思議と孤独ではない。

そして趣味を続けていると、少しずつ人との接点も生まれる

同じ車が好きな人。同じ景色が好きな人。同じ時間を楽しむ人。無理に友達を作ろうとしなくても、共通の好きがあるだけで会話をするようになる。

振り返ると、僕に必要だったのは友達ではなかった。

朝5時に起きて、一人でニヤニヤしながら走れる理由だった。

友達よりも大切なのは、夢中になれるものなのかもしれない。実際、僕は趣味を持つようになってから人生の見え方が少し変わった。

「趣味がない」は危険?人生がつまらないと感じる理由

友達がいなくても人生は終わらない

気づけば友達はいなくなっていた。でも、それは人生の失敗ではないと思う。

ただ、人生の景色が変わっただけ。もちろん、若い頃のように毎日誰かと遊ぶことはなくなった。その代わり、一人で楽しむ時間ができた。

趣味を楽しむ時間ができた。静かな休日を味わえるようになった。

もちろん、寂しい日もある。

でもそれは友達がいないからではない。そう思うようにした。

50代になって友達がいないことに不安を感じているなら、まず知ってほしい。

あなただけではない。そして人生は、まだ続いていく。

コメント

タイトルとURLをコピーしました