急激な技術進歩によって仕事、余暇、生活環境が変化しつづける世の中で成功するためには『自らの成長は自らが決めるものである』と認識し『夢は自分で見つけ、叶える』と心得た人間だけが、成功する。
生まれつきの才能などという古臭い考えに捕われ、才能がないとあきらめ、努力をしない人間は、夢を叶えるどころか人間として生活をすることさえ、ままならなくなるのです。
面倒くさいこと言ってるね・・・
ちょっと聞いて
これは決して大袈裟ではなく、技術の進歩、社会の成熟度が上がると誰にでもできる単純な仕事は減り、同じ作業でも付加価値をつけることができる勝者と現状維持しかできず、衰退する敗者に別れます。
グローバル化が進み、お互いの利益を考える日本的な人間だけでなく、草の根も刈り取る傲慢な海外勢も参戦する現代は、与えられた情報だけでは、優位には立てず、自ら考え、アイデアを出し、付加価値をつけることが必須の能力になってきます。
確かに・・・変わって来てるよね
どこぞの国会議員のように「勝者になる必要なんてない」なんて甘い考えでいると、相手をこき下ろし、利益を上げようと、虎視眈々と機会を狙っている猛者どもに骨の髄まで吸い尽くされ、一生、底辺を這いつくばって生きることになりかねません。
余計な心配だと思うよ
実際に、現代の日本経済が破綻しかけていて、後手後手になる国の政策を目の当たりにしている当事者なのに「誰かが救ってくれる」なんて、昭和時代から続く”おとぎ話”のを信じている人間はいないと思うけど、一応補足しておきます。
これからの働き方
衰退しはじめている日本経済圏で生き抜くためには、国や学校、会社の言いなりになった先にある『日本総中流社会』などという幻想を抱くことから、脱出する必要があります。
そして、自らの成長は自ら決めるものであると認識をし、夢の実現のために必死になる必要があるのです。
好きとか嫌いとか、気が向かないとか向かないとか、やりたいとかやりたくないとか、そんなのは関係なく、必死になってサバイブするのが当たり前の世界になったのです。
真面目に一生懸命働いている人が幸せになる社会、そんな桃源郷のような社会ではありません。
そんなことはないでしょ?
手に入れたい幸せを見つけ、それを手に入れるために努力をした人間だけが幸せになれる。生まれつきの才能やセンスより、絶対に手に入れてやるという『揺るぎない信念』と『類稀なる努力』が必要なのです。
指示待ち人間は搾取される
もちろん、ダラダラと自堕落的な生活を送り、誰かの言いなりになって生きることは、とてもラクであることは認めます。
ですが、考えてみてください。
その指示を出す人は無償の愛、ボランティア精神から、あなたに指示を出していると思いますか。
答えは否です。
自由経済社会において最優先されることは『利益』であり、誰かが利益を獲得するためには、同じ量の損害がどこかで生まれています。
指示を出す人、会社で言えば、いわゆる経営陣、幹部、上司・・・。誰もが自ら利益を得るために生きているのです。あなたへの指示は、あなたのためではなく、会社、しいて言えば、指示を出す人間のためです。つまり、誰一人、あなたの利益のことを考えている人はいません。
そうなのかな?
そうに決まってるよ
あなたの幸せはどこにある
会社からされる指示は、会社の利益を上げるためであって、あなたの幸せ、儲け、利益のためではありません。
こんな話をすると元も子もないのですが、「社員は宝だ」なんて考える経営者は稀で、もし本気で社員のためを思ってくれる経営者の下で働いているなら、どんなことがあっても食らいつき、嫌われないように媚びを売る必要があるあります。
そんな会社はないよ
出された指示は、神からの言葉のように真摯に受け止め、実行すること。間違っても、歯向かって・・・必要のない人間だと思われてはいけない。
ですが、現実的にそんな神のような経営者の数は少なく、多くの経営者は会社の利益を上げるために社員が必要だと考えています。
会社の利益にならない社員を排他する方法を夜な夜な模索し、人道的には難しいと判断をして朝を迎えているのです。
つまり、より会社の利益を高めるのが経営者としての手腕の見せ所で、いつでも、より安い労働力を求め、より利益を増やそうと努力するのが経営者です。
悲しいけど、経営者と労働者の価値観は、水と油、太陽と北風、スイカと天ぷら・・・理解し合うことは簡単ではありません。
自分の身は自分で守る
多くのサラリーマンは、そんな現実を知らず、会社の言われるがまま、会社のために命を削り、たくさんの対価を得るために媚を売って働いています。
ひねくれている僕からすると『頭の中がお花畑で幸せな人間』だと思うのですが、そんな人間が日本の主流で、自分の利害より、会社の利害、社会全体の利害を優先してくれ、沈みゆく日本経済を陰で支えてくれる立役者。
そんな他者の利益のために必死に働いてくれる人たちがいてくれなければ、日本はとっくに破綻をしていた。
問題は、そんなに立派な人たちが幸せになっていないということです。自らの幸せを犠牲にし、幸せな社会の実現を目指してきたのに、幸せな社会どころか、多くの不幸な人間を作ってしまっているのです。
本当の幸せは努力の先にある
エゴを通すことが幸せというのが真実であるのに、エゴを通すことは悪だと教えられ、我慢することが美徳だと勘違いをさせられている。そもそも、エゴを通すことさえ、あきらめている人間に幸せはありません。
凄く嫌な奴になってるよ・・・
自分の意見を押し殺し、会社に媚びを売り、いつの間にか考えることさえ、あきらめて言われることをただ淡々とこなしていれば、一定の給料がもらえるなんて夢のような時代は過ぎ去ってしまったのです。
まだまだ多くの人の欲求が満たされず、ギラギラとしていた時代は、効率や合理性などを気にせず、モノを作れば売れていた。そんな時代に働いていた人間は、言われた通り動くことが求められていました。
ですが、急激な技術進歩によって、言われた通りに行う仕事はドンドンと奪われていきます。文句も言わず、疲れ知らないコンピュータというライバルには勝てません。
そして、仕事を奪われた人間は、人生の余暇としては、長すぎる時間を少ない蓄えで工夫しながらサバイブするという無理難題を突きつけられる。
そんなことない・・・と思いたい
生まれながらに決められたポジションがあるから、努力をしてもムダ。どうせ、自分にはムリ。などといった古臭い考えにとらわれ、のほほんと何も考えずに生きている人間は、コンピュータに仕事を奪われ、生きることですら難しくなってしまいます。
そして、自らの手で成功を掴み取る覚悟を決めた人間は、何にでも、生き甲斐を感じ、感情豊かな人間としての生活を手に入れるのである。
これが格差社会が広がる原理であり、成功者だけが知っているルール。知らない人間は、これから先、骨の髄までしゃぶられ、成功者の栄養になるしかない。
まずは、『自らの成長は自らが決めるものである』と認識し『夢は自分で見つけ、叶える』と心に誓い、鬼のような努力を継続するしかないのです。
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