なぜ、車を買うのは贅沢になったのか

カーライフ

車を買うことが贅沢になったのは、いつだろう・・・というか、僕が知っている日本ではずっと車は贅沢なだった。

ただ、何かを犠牲にしてまで、車を手に入れたいと言うバカ・・・言い方は悪いけど、後先考えず、物欲に任せて車を買うのが普通じゃなくなった。

車というものは、ただの工業製品。洗濯機や冷蔵庫、テレビと同じで、ラクに生活するための道具です。元来は、そんな道具に愛着なんてくはずもなく、ただただ消費をする対象・・・。

ひらめ
ひらめ

車はいつから贅沢になったのか・・・

多くの人にとって車は、安全で快適であれば良く、目的地まで移動できれば問題ありません。隣に綺麗なお姉さんを乗せてドキドキする必要もないし、ストイックに峠を攻めたり、首都高で高速バトルを繰り広げる必要もありません。

お姉さんをナンパする目的の車、速さを求める車など、一般的な用途以外に使う車は、いくら高くても文句はありません。

ひらめ
ひらめ

ファミリーカーも高い・・・

ですが、家族が移動するために必要なファミリーカーでも高い・・・。大衆車と呼ばれていた頃のような安くて買いやすい車がなくなったような気がします。

なぜ、車を買うことが贅沢になったのか。

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車は若者の憧れだった

僕が青春を過ごした1990年代、もっと言えば、プレ青春の80年代のお兄さんたちは、こぞって自分の車を手に入れ、愛着を持ち、まさにとして類稀たぐいまれなる愛を注いでいました

ひらめ
ひらめ

車は『男のステータス』だったんだ

ですが、その頃の若者たちがお金を持っていた訳ではありません

多くの若者は、借金をして車を購入し、車の維持やカスタマイズ費用を捻出するために食う物も食わず、ガムシャラに働き、命を削って必死に生きていたのです。

まお
まお

そんな時代もあったんだね・・・

今より景気が良かったなんてことはなく、バブルが弾け、日本経済の暗黒時代に突入し、灰色の風景が広がっている中でも、後先考えず、健気に生きていました。

昔から車は贅沢品だった

当時は、現代と変わらない不景気で、非正規雇用の若者が爆増していた時代です。

そんな時代に、若者が我先にと争うように車を買っていたのですが、それは贅沢だったのでしょうか。

まお
まお

そんなに車を持っていたかな?

僕の個人的な意見ですが、贅沢な車もあった。だけど、現代みたいに多くの人が合理性や費用対効果なんて求めない、おおらかな世の中だったんです

ひらめ
ひらめ

苦労だとは思ってなかったよね

僕は大学生の時に初めて車を手に入れました。時給数百円のバイトを掛け持ちし、車を維持するために必死に稼いでいたのです。もちろん、当時も車は贅沢品だったと思います。

だけど、女子にモテるため、アッシーとして認めてもらうため、そして、何よりも運転が楽しくて、他のことを犠牲にしてまで、車に時間と金をかけていたのです。

まお
まお

君の動機って・・・

それこそ、車が贅沢だとは思わず、モテるためには車が必要なんだと勘違いをしていたのです。

なぜ昔の若者は車を買ったのか

贅沢とは、簡単に言うと『自分の生活に必要とする以上の消費をすること』です。そう考えると借金をしてまで車を手に入れることは、贅沢だと言われても仕方がありません。

ですが、多くの若者が「車を手に入れたい」と思い、身の丈に合わない借金を背負って車を購入していたのです。現代の価値観からするとアホです。

まお
まお

言い方に気をつけろよ・・・

自分の生活水準に合わせた夢をみるのではなく、自らの生活水準をあげるために背伸びをし、さらには借金を背負うことで退路を断ち、自分を追い込み、夢を叶えてきたのです。

ちなみに、当時の若者たちである現在のアラフィフ世代の格差が拡大し、人生を謳歌している人間と死んだような目をして、生きることに必死にしがみついている人間がいる原因は無理をして贅沢をしていた人間」と「我慢をすることが美徳だと勘違いをしていた人間」の差であることは一目瞭然です

無理をしてでも車を買う心理

当時の若者は、毎日をどれだけ楽しく生きるかを必死に暗中模索あんちゅうもさくし、将来のことなんて真剣に考えていませんでした。バブルが弾け、誰もが経験したことのない不景気という荒波の中に放り込まれ、想像していた生活とかけ離れた貧困生活を送りながらも、夢をあきらめていませんでした。

いつかはビッグになってやる

まお
まお

はいはい♪よく言えましたね・・・

根拠のない自信、見栄、プライド・・・そして、少しの勇気と諦めの悪さが、格差を生んだのです。

ひらめ
ひらめ

欲望を抑え込まず生きるのだ

景気の回復が望めない現代では「諦めることが正義」という訳の分からない価値観が蔓延まんえんし、必死になることがカッコ悪いという風潮ですが、成功するため、贅沢をするためには、いつかどこかで必死になる必要があるのです。

贅沢は正義

「車を買うのは贅沢だ」「彼女なんて非効率だ」と合理性や費用対効果を考え、手に入れたこともないのに、自らの欲望を抑え込み、全てを諦める生き方を否定する訳ではありません。

まお
まお

君も控えた方がいいよ・・・

ひらめ
ひらめ

そんなことはない

ですが、求めなくても、欲しいモノが手に入る世の中なんて実現することはなく、欲しいものを手に入れるためには、死に物狂いになる必要があるのです。

車を買うのが贅沢だと諦めるのは簡単だし、諦めた方がいいと屁理屈を並べる方がラクです。

だけど、そんな考え方を持っている人間が多数派をしめているから、日本は長らく続く不景気から抜け出せない要因になっているのです。

もちろん、平成から続く先行きの見えない不景気の中で、将来に一抹の不安がない訳ではありません。頑張っても稼げない世の中で、若者たちが夢が見れなくなったのも頷けます。

車くらい誰でも手に入れられる世の中になって欲しいですね。

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ひらめ
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