「あれ? もしかして、あの娘は僕に気があるのかな?」
そう思って、時間もお金も、そして何より心を差し出したのに、結局何もなかった・・・。

残念です!!
恋愛の世界には、男性を翻弄する女狐のような女性がいます。彼女たちは決して悪人ではないものの、あざとい仕草や思わせぶりな態度で男心を揺さぶり、結果として多くの男性が夢中になり、自分の身を削り、彼女のために尽くしてしまう・・・。

騙されないで!!
そして、大抵の場合、「自分だけは騙されない」とか「彼女はそんな女性じゃない」と信じてしまい、気づいたときには手遅れになってしまいます。
そこまで、大げさでなくとも「気があるかも」と勘違いをして、赤っ恥をかく・・・。

・・・
何度も、女狐に弄ばれ、苦い想いをしてきた僕が、これまでの経験から学んだ『女狐の生態』を暴露し、これ以上の被害者が出ないように、注意発起します。
女狐は「男心」のツボを心得ている

まず、多くの男性を惑わす「女狐」の特徴から説明します。
彼女たちは、まるで天性の女優のように、親しみやすさを装います。飲み会では場を盛り上げ、仕事の会話でも、絶妙なタイミングでクスクスと笑い声を漏らす。
すると、どうでしょう?
あなたはこう思うはずです。「おお、この女性は親しみやすい。ひょっとしたら・・・」と。

少なくとも僕はそう感じる
かつて僕は何度も、小悪魔的な女狐に、この手でやられました。

何度も?!
学生時代の飲み会の話です。サークルだったか、コンパだったか・・・そんな飲み会で、たまたま隣に座った後輩女子が、そんな女子でした。笑いながら膝をタッチしてきたり、やけに顔が近かったり・・・絶対に気があると思うじゃないですか。
もし仮に「自意識過剰だ」という男がいたら、僕はそいつと仲良くできません。はっきり言って嫌いです。「どれだけ女性慣れしているんだ?」と思いませんか。その余裕を僕に分けて欲しい・・・。
話が逸れました。
その瞬間、僕の心臓は高鳴り、いつも以上の血圧と脈拍数を叩き出します。脳内では「いけるぞ、俺!」と勝手に凱旋パレードが始まりました。その日の飲み会では何もなかったんだけど、それからは彼女のことが気になって気になって・・・。それからというもの、僕は、彼女が困れば飛んでいき、まるで忠犬ハチ公のように尽くしました。

典型的な・・・
「今、駅なんだけど、すごい雨で・・・」なんて電話を貰えば「ラッキー。頼られているぜ〜」と愛車を飛ばして迎えに行ったり、「友達と飲んでるんだけど来ます?」と連絡があれば、すっ飛んでいき、ちょっと多めに会計をする・・・。
彼女はいつも「ほんと、助かります〜。ありがとうございます〜」と、天使のような笑顔を向けてきました。しかし、彼女は絶対に一線を越えさせてくれませんでした。

あの笑顔に騙されていた・・・
手に入りそうで入らない「釣瓶縄(つるべなわ)作戦」

僕を真に狂わせるのは、ここからです。
女狐は、決して簡単には落ちません。まるで「もう少しで付き合える!」と思わせる態度を見せつつ、決してゴールはさせない。これは、恋愛における「釣瓶縄作戦」とでも申しましょうか。

どんな作戦?
僕の体験談をお話しします。
先ほどの女性とは別なのですが、友達の紹介で知り合った女性がいました。顔もタイプで、メッセージのやり取りも楽しく、デートに誘っては断られ、誘っては断られ・・・を繰り返しました。しかし、彼女は深夜に「なんか眠れないな〜」とメールを送ってきたり、休日に「暇なんだよね」と連絡をくれるのです。

気があると思うじゃん?!
僕は、これを「僕に会いたいサイン!」と脳内変換し、彼女の都合に合わせようと、ひたすら努力しました。彼女が「今度、〇〇でも行ってみたいなぁ」とつぶやけば、「じゃ、一緒に行こう!」と前のめりで誘いました。すると彼女は「うーん、でも週末はゆっくりしたいから、また今度ね」と、するりと交わすのです。
彼女がのらりくらりと逃げる間、僕は彼女のために尽くし、誕生日にはプレゼントまでしました。

騙されてたのね・・・
そして、ようやくお食事デートが叶った日。僕は期待に胸と股間を膨らませていたのですが、そのデートはまるで、気心の知れたご友人とのお食事会のような雰囲気で、何も進展しませんでした。
なぜ男性は「都合の良い男」に成り下がるのか

なぜ、僕たちは女狐の罠にハマってしまうのでしょうか。
それは、「自分だけは特別だ」と勝手に思い込んでしまう、男性特有の思考回路に原因があるのです。

冷静に!!
女狐は、皆様が誰かに必要とされたい、認められたいという承認欲求を、誰よりも理解しています。そして、その心の隙間を埋めるように、絶妙なタイミングで心くすぐる言葉をかけてくるのです。
例えば、LINEのメッセージ。
このように、我々は彼女からの些細なサインを、自分に都合よく解釈してしまうのです。

・・・勘違いだよね
僕は、そんな女子にどれだけの時間と金銭を費やしたのか・・・もう計算する気にもなれません。彼女たちがどんなに冷たい態度をとっても、連絡が減っても、僕は「きっと疲れているんだろう」と、ひたすら自分を納得させてしまいます。

男の優しさ
そしてある日、彼女が知らない男性と親しげに写っている写真をSNSに投稿しているのを見て、ようやく目が覚めるのです。まるで、長年連れ添った夢から、突然叩き起こされたような気分になる・・・。
女狐に二度と騙されないための「虎の巻」

では、どうすればこのループから抜け出せるのか。

気になる・・・
僕が血と汗と涙と、莫大な金と時間を使い、学んだ「虎の巻」を、ここで披露しておきます。
自分の「下心」を認めるべし
まず、己に問いかけてください。
「僕は、なぜあの娘にこんなに尽くしているのか?」と。
「いや、僕はただ純粋に彼女に優しくしたいだけだ」なんて、綺麗な言葉でごまかしてはいけません。そこにはきっと、「この優しさが報われて、いつか彼女と付き合いたい」という、下心という名の、ちょっとした欲があるはずです。

・・・そこだよね
それを正直に認めれば、冷静になれます。そして「僕がどれだけ尽くしても、彼女が同じだけの優しさを返してくれないなら、これはただの奉仕である」と悟ることができるでしょう。
「焦らず、引く」ことを覚えるべし
女狐は、男性の「焦り」を燃料にして動きます。僕たちが焦れば焦るほど、彼女たちの思う壺です。
なので、まずは引く勇気を持ちましょう。

・・・できないから騙される
ご自身の時間を最優先にしてください。自分の趣味や、本当に大切なご友人との時間を、彼女のために犠牲にしてはいけません。こちらが「いつでも都合の良い男」ではなくなった瞬間、女狐は「おや?この人、前と違うぞ」と、きっと興味を持つはずです。
もし、そこで彼女が離れていったなら、それは「都合の良い存在」としてしか見ていなかった、動かぬ証拠です。
騙される側からの卒業

女狐は「親しみやすさ」を装い、男性の心に忍び込みやがります。そして「手に入りそうで入らない距離感」で翻弄し、時間と金銭を巧みに吸い上げていくのです。この罠にハマる男は「僕は特別」という幻想と、報われない優しさの無限ループから抜け出せなくなります。

わかっていても・・・
僕も、このループから抜け出すのに、ずいぶん時間がかかりました。・・・まだ、抜け出せていないかも知れません。でも「もう二度と騙されない」と心に誓えば、僕の人生は変わるはずです。
恋愛は、お互いが対等な関係で、尊重し合うことから始まるものです。片方が一方的に尽くし、片方がそれを利用するような関係は、恋愛とは呼べません。

・・・そうだね
だから、もう、その関係からご卒業しましょう。自分を大切にし、自分の価値を下げずに恋愛に挑んでください。女狐に弄ばれて悔しい思いをするより、お互いを大切にできる、本当に素晴らしい女性との出会いを求めるほうが、絶対に楽しいはずです。
さあ、あなたも今日から、「騙される男」から卒業し、新たな一歩を踏み出してみませんか?
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