経済活動と言うのは、徹底的に突き詰めると人間のドス黒い欲望に辿り着く。多くの人は気にすることなく、自分の欲望を満たすためにお金を稼ぎ、何かを買うのだ。
そもそも、世界最古の商売は売春であったように、江戸時代の遊廓が庶民の憧れの地であったように、経済活動の大きな原動力は欲望であり、誰もが欲望を抱かなくなった時点で、世界経済自体が完全に消滅する。
つまり、人間の基本的な三つの欲求である『食欲』『性欲』そして『睡眠欲』を満たすサービスを提供できる人間が勝ち組に近づける。
爆発的にインターネットが一般的になったのもエロという原動力があったからで、エロを毛嫌いしていては、経済活動が停滞してしまうのだ。
これまでの歴史を振り返ると、一気に技術を発展させる原動力は男性のエロであるし、エロを中心に経済は回るというのはあながち間違いではないのである。
ということで、低迷する日本経済を一気に回復させる起死回生の方法を考えたら、エロと技術を結びつけることを思いついた。
エロは地球を救う
最近は欲望を隠し、無欲であるように誤魔化すことが正義のような風潮であるが、根本的な欲望というのは今も昔も変わらず、食欲、睡眠欲、性欲なのだ。
我々は、人間の前に生物であり、生物が生きる目的は地球上に種を残すことだ。この世の動物や植物が進化してきた過程を見れば明らかである。
そして、現代の人間にとって大切な科学技術の発展、文明の発展はドス黒い欲望を満たすために行われてきた。
農業も工業も全ては、人間がラクして生きるための手段として発展してきたと言って過言ではないし、人間の欲望こそが、あらゆる経済活動の根本的な動力源で、これ以外に科学を発展させる存在理由などはない。もし、全人類が悟りを開き、欲望から解放されるような未来があるとしたら、そのときは人類絶滅の危機だ。
そして、現代は欲望を丸出しにして、生きていると奇人変人のように扱われ、感情を押し殺して生きることが正義だという風潮に感じる。これは人類発展における由々しき問題である。
ここで必要なのが『エロ産業』なのだ。
日本の経済低迷の理由は欲望を押さえつけたこと
多くの経済学者や頭の良い人たちが気づいているのに口にしない、日本の長く暗い経済低迷の理由は、欲望の排他という悪行によるものである。
そもそも、誰もが幸せである世の中というのは、個人のエゴを通すことができる世の中であって、お互いに空気を読み、自らの欲望を抑え込む世の中ではない。動物のように、好きなときに好きなことを好きなだけすることが幸せであるのに、道徳や倫理といった一見、崇高に見える足枷をあたかも正義であるように思わせたのが間違いなのだ。
世間的なお利口さんばかりで、自分の欲望を押さえつけ、文句を言わずに安い賃金で働くことが正義であるという風潮に疑問も持たず、黙って働く人間を量産してしまった。
日本だけではなく海外も含め、人類は、悪童と呼ばれる規格外の人間のエゴにより発展してきた。
インターネットが爆発的に拡大し、日本中で回線の強化が行われたのも、今では考えられないくらい遅い通信回線でポルノ画像を見ていた小僧たちが、自らの欲望を満たすために、どこでもエロ動画が見れる回線が必要だと感じ研究を重ねたからなのである。
もしそうじゃなくても、生活のために必要になった高速通信回線は今こそ、エロ産業のために利用するのが正解だ。
例えば、メタバース。
仮想空間で、アバターによる活動を行うメタバースを加速的に発展させるのは、エロである。
メタバースと性産業の相性は抜群である
現在の日本男児・・・男性に限らず女性もだが、欲望を丸出しにして行動をすることが憚れる時代。リアルの世界を変えることは、困難を極めると予想される。
そこで、メタバースを利用し、欲望を丸出しにした仮想現実が必要なのである。日本初のアニメや文化に加えて、日本人の繊細な感覚で作り出す『仮想エロ世界』はアニメや漫画と同様に海外に受け入れられるはずである。
これは国策として、チカラを入れるべきである。喉から手が出るほど欲しい、外貨を一気に稼ぐ最良の方法なのだ。
さらに、メタバースと性産業の相性は抜群である。特に現代の日本人のようにエロを隠して生きることが正義だという風潮が、よりメタバース世界のエロを盛り上げるのだ。
リアルの世界では出来ないあんなことやこんなことをバーチャルの世界では惜しみもなく、繰り出すことができる。
そして、根本的にエロい人種である日本人が考えるメタバースは、エロ動画やエロ漫画、エロアニメを超える世界に誇れる一大産業へとのし上がれるはずだ。
これは、日本の経済を一転させる最大のチャンスである。メタバースをエロで発展させることは、他の産業への波及も大きく、世界を手玉に取り、多くの外貨を日本に集め、日本の景気を良くするカンフル剤になるのだ。
ネット経由で提供するのに、もっとも適したサービスが性欲を満たすサービスなのである。
そのためには、自発的に、自然発生的にエロという欲望を満たす若者が求めるメタバースの開発環境を整える教育、欲望を押さえつける教育ではなく、欲望をコントロールすることの大切さを教える教育が必要なのではないだろうか。
誰の手も汚さずに性を表現できるメタバース
よくよく考えて欲しい。メタバースでの売春は売春ではなく、仮想的な擬似体験である。なので、誰も傷つかず、健全な性産業として発展させることができる。
そして、思っているより需要は多い。秋葉原界隈に訪れる外国人の数や世界的に日本のアニメファン(俗に言うオタク)は多く、一大産業になりうる需要があるのだ。
全人類を相手にする必要はなく、世界中に散らばるスケベな男をターゲットにすれば、国家予算くらいは稼ぐことは可能。世界中からアクセス可能だし、エロの原動力は一般人が束になっても敵わないのである。
これは、僕たちリアルの肌の寄せ合いを好むロートルではなく、若者による開発、サービスの提供が必要だ。つまり、これからの日本を支える若者たちが自発的、自然発生的にエロとメタバースの技術をつなげるように誘導するのが、欲望に塗れて生きてきた親父としての義務なのである。
低迷する日本を救う起死回生の方法だと本気で思うのである。
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