新しいおもちゃ「ハスラー(MR41S)」が我が家にやってきた!!

カーライフ

昔々、昭和から平成初期の日本では、車は「男のステータス」と言われ、若者たちは見栄を張り、ライバルより少しでも良い車を求めていました。

良い車に乗っておれば、女子をゲットできる狂った時代

ひらめ
ひらめ

車が男のステータスとは、そういうこと

どれくらい凄かったかというと、ナンパ通りには、ズラッと路上駐車の車が並び、車内から歩く女子に声をかけるといった考えられないことが、当たり前のように行われていました。

女子たちも貧乏くさい車には見向きもしなかったから、車に乗ってないとナンパもできなかったのである。

まお
まお

それはすごいね・・・

僕はそんな先輩たちを間近で見て育ち、憧れていたちょっと下の世代です。バブルが弾け、世の中から色が消え始めた1990年代後半に大学生という多感な時期を過ごしました。

やっぱり『車は男のステータス』で見栄を張り、少しでも良い車に乗りたい。と思っていたのですが、我が家のメインカーとして迎えたのは『ハスラー』です。

まお
まお

えっ?!

言わずと知れた黄色ナンバーの軽自動車です。セカンドカーとして、約30年も前のNAロードスターに乗る親父が、今どきの軽自動車、人気のハスラーについて語ります

まお
まお

ステータスはどこに行った?

はじめに結論からお伝えすると、ハスラーで十分です。十分というか、最近の軽自動車の素晴らしさに感動すら覚えています。

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ハスラーを実食

冒頭でも伝えたように、僕は昭和の「車は男のステータス」という価値観を持った古い戦士の残党です。

そこそこ稼ぎがある人間が、軽自動車を転がしているなんてチャンチャラ可笑しい

ひらめ
ひらめ

良い車に乗りたい

本当に申し訳ないのですが、そんな価値観を持っていたし、今でも、収入に見合った車に乗るべき・・・車は男のステータスだと思っています。

燃費や維持費ばかり気にして、パワー、走行性能や見た目といったムダを犠牲にし、全てを効率的に考える人間をバカにしています

つまり、アラフィフの僕は、大人としての品格・・・余裕を感じさせる車に乗る必要があり、燃費重視の軽自動車になど嬉々として乗ってはいけないのです。

まお
まお

さらっと敵を作っている・・・

ですが、完全にニヤけていました。中古のハスラーをお店にとりに行った帰り、明らかにウキウキしていました

考えを改めました。

黄色ナンバーの車なぞ、女性や子供の足であり、大人の男の乗り物ではないと思っていたのに楽しくて仕方がなかった・・・。僕の偏った価値観が、ぶっ壊れました。

軽自動車って良いですよね。小さく小回りが効くし、余裕を持って走れるし、もう一台の愛車・・・NAロードスターより快適です

迎え入れたハスラーの諸元

我が家に迎え入れたハスラーは、2020年に発表された二代目のハスラーではありません。2016年に登録されたMR41Sという初代ハスラーの後期モデルです。

ひらめ
ひらめ

人気車種だから高い

選んだのは高校3年生の息子と奥さん(僕には愛するロードスターちゃんがいるので・・・選択権はナシ)です。というか、息子が「ハスラーが良い」といったときに、マインドコントロールで、新型より初代の方が良いと言いくるめたのは内緒です。

これは、僕の見解であり、多くの人からは反感を受けると思いますが「ハスラーのアイデンティティは爆発的にヒットした初代に宿っている」のです。

まお
まお

変なこだわり・・・

MR41S型ハスラーの『JスタイルⅡターボ(2WD)』と特別仕様車で必要以上に豪華な仕様です。黄色ナンバーの軽自動車に豪華な装備・・・例えば、クルーズコントロールやパドルシフトは必要ありません。

はっきり言って蛇足です。

あまりにも快適過ぎて、ロードスターが霞んで見えます。というか、2016年から先日まで乗っていたステップワゴン・スパーダに匹敵する装備です。

気になる走行性能は十分

ということで、いちばん気になるのは、ハスラーの走行性能ですよね。僕にとって、生涯初の軽自動車なので、いちばん気になりました。

まお
まお

確かに気になるね

どうせ660ccのエンジンでしょ? ターボ付だと言っても1600ccのロードスターに比べれば、見おとりするさ。

なんて思っていたのですが、杞憂きゆうに終わりました。走る、十分に走る。100km/hは余裕です。これは困りました。1,600ccのロードスターと遜色がありません。

ターボということもあり、ハスラーの660ccのエンジンで十分。もちろん、スポーツ走行はムリです。だけど、街中での走行については、何も問題がありません

高速の合流も、坂道も、今どきの軽自動車には、驚きました。一人で乗っているならステップワゴン・スパーダと変わりません。

ひらめ
ひらめ

下手な1,000ccクラスより良い

若干、CVTのプログラム的には低速時にギクシャクするような気がします。ですが、問題ない。一人乗りだったら十分です。

まとめ:MR41Sのファーストインプレッション

まだ車屋から家までのドライブしかしていません。ちょっと遠回りをして、高速道路をひと区間走り、そこそこ混んでいる街中を流れに乗って流しただけのですが、好印象でした。

ひらめ
ひらめ

軽自動車でも走る

短い運転で、これまでの軽自動車のイメージが大きく変わりました。おもちゃとして、十分遊べます。1,000ccクラスの乗用車より、黄色ナンバーの方が高価で人気なのがうなづけます。

衝突時の安全性能は、所詮、軽自動車というくらい低そうな気がするし、周りからナメられる黄色ナンバーなので、ムダにイキって走るのは危険です。

まお
まお

安全運転を心掛けよう!

基本的には、奥さん(ほぼペーパードライバー)と息子(免許をとる予定)の車なので、僕にはイジる権利はありません。

ですが、二人が運転しやすいように足回りを固めにして、少し車高を落としたい。もしくは、外径の大きなタイヤを履き、リフトアップして、見た目をゴツくしたい。

まお
まお

怒られるぞ・・・

ハスラーは、軽自動車の概念を覆す楽しい車でした

これから、フル乗車時やロングドライブ、その他諸々の条件で試し、軽自動車の魅力をお伝えして行こうと考えています。

※ 同じ中古なのに、30年前のネオクラシックカー、NAロードスターより、ハスラーの方が高いというのは内緒です。涙

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ロドクラ〜NAロードスター乗りの戯言

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