これは田舎者出身の父親がいて、車があることが普通である家族の話で、一般的ではないかも知れません。
いくら公共交通機関が発展している東京圏であっても、車はないより、あった方が便利です。
どこに住んでいても車はあった方が良い
もちろん、23区内の大都会に住んでいる訳ではなく、多摩川を渡ってすぐの神奈川県川崎市。一駅だけ、都内から外れた都市住みなので、正確には東京ではありません。
ですが、車がないというのは、思っていた以上に不便です。
なくても生活はできますが、車がない生活は少なくともストレスが溜まります。少なくとも、我が家ではかなりのストレスでした。
交通機関が発展しているから車は要らないというのはウソ
自慢ではありませんが、我が家から、私鉄の駅までは徒歩5分以内で、数分に1本の電車が来ます。
バスもバンバン走っているし、コンビニやスーパーも歩いて5分以内の好立地です。
川崎は、東京圏でも比較的大きな街を形成し、必要な店は歩いていける範囲内にあります。
大型ショッピングモール、書店、飲食店、洋服屋、楽器屋、映画館、病院･･･生活に必要な施設は全て徒歩圏内です。
都心に出るにも、品川までは20分かからないし、都心へのアクセスも悪くありません。
車なんて必要なさそう･･･
そんなことはない
ですが、車が必要ないということはありません。少し我慢をすれば、車がなくても生活はできます。車がなくても生活はできますが、快適かと言えば、そんなことはありません。
我が家には、クロスカブ110（原付二種なので二人乗り可）、ユーノスロードスターという美しいけど、二人乗りで不便な車はありますが、家族4人で移動できる車がなくなりました。
最初はいけると思ったけど、かなり面倒くさい
約1ヶ月半前に我が家のメインカーを売り、家族での移動は基本徒歩、もしくは電車になってしまったのですが、これが思ったより面倒くさいのです。
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例えば、高校生の息子と奥さん（PTAの集まり）が電車で学校に行き、急な雨が降ったとき、迎えに行くのも、ロードスターで一人ずつ運ばなければなりません。
我が家から高校まで移動し、奥さんを乗せ最寄り駅まで送り、もう一度、高校に行き、息子をピックアップして家に帰る･･･。
奥さんは電車で帰ってきた･･･
休日のランチに行くにも、中学生の息子と僕だけなら問題ありませんが、奥さん、もしくは高校生の息子がいると車で移動できません。
歩いていけるんでしょ？
「徒歩、もしくは、電車で行けばいい」というご指摘を受けることは重々承知していますが、ぶっちゃけた話、繁華街にある飲食店はそれなりに高級で、少し離れた郊外に行けば、同じ品質の料理を安く食することができるのです。
さらにいうと家族での車移動は、それなりに会話も弾み、家族の絆というか、我が家にはそれなりに必要な時間であったのをつくづく思い知らされました。
大袈裟･･･
こんなことなら、車を売らなければ良かったと思います。
買い物に行くのも大変
家族が全員乗れないと車で買い物に行くもの大変です。我が家は月イチでコストコに買い物に行くのですが、大量に買い物をするときは小中学生の息子であっても、かなりの戦力になります。
ですが、ユーノスロードスターしかないと家族で行くことが出来ません。それだけではなく、助手（息子）を連れて買い物に行くことも憚れます。
狭いトランクに大量の戦利品を入れても積み込めません。積み切らない物は助手席に積むことしかできない。
後部座席がないと困る･･･
それは乗っている車が悪いような･･･
小学生（卒業したばかりの中学生）をコストコに置き去りにし、一度、家まで荷物を運び、息子を迎えに行かなければならないのです。
僕が自宅とコストコを往復する間、可愛い息子は不安を抱きながら、約1時間も（混雑で駐車場に入れなかった）待っていないといけませんでした。
そもそも、我が家には、マニュアルミッションのユーノスロードスターと原付二種のクロスカブ110という誰かの趣味で使う乗り物しかないのが問題です。
せめて、オートマであれば、50ccの原付であれば、奥さんも運転できるのに（奥さんはオートマ限定免許を持っています）どちらも運転できない･･･。
君が悪いとは思わないの？
世間のマイカーなしの人たちはどうしているのか
僕は免許を取ってから、これまで車がない生活を送ったことがありません。
厳密に言えば、今も車がない状態ではありませんが、家族全員が乗れる車がないというのは致命的で、車がないのと同じです。
今回は僕のミスを認める･･･
昔々、一人暮らしをしていたときはユーノスロードスターだけで問題ありませんでした。他人を乗せるためには助手席だけあれば十分です。
少し緊張はするけど、二人きりになるチャンスであり、余計な外野を積む必要がなく、問題がありません。
買い物も、一人暮らしであれば、トランクいっぱいに買い物をすることはありませんでした。
ですが、家族持ちからとすると、最低でも家族全員が乗れる車が必要です。荷物がたくさん積めるとか、快適であるとかそんな贅沢は必要なくても、家族全員が乗れる車が必要だと思うのです。
すごく贅沢な話をしてる気がする･･･
最初から車がなければ、不便さにも気づかず生活を送れると思いますが、車があることが当たり前である人間からすると不便で仕方がありません。
元からないものであれば、ないと割り切れるが、あったものがなくなると、振り幅が大きく、より不便に感じてしまうのです。
スマホも当たり前だけどなくなったら不便
元々、東京に住んでいて、車がない生活が当たり前であれば、車がなくても不便だとは思いません。多くの人が言うように「公共機関が発展している都市で車はなくても問題がない」と感じるのです。
それは、スマホを一度も持ったことがない人が「スマホなんてなくても生活ができる」と言っているのと同じ話です。スマホに慣れ親しんだ今、スマホがない生活は考えられません。
車も一度、持ってしまうと失ったときの不便さは、予想を大きく上回ります。少なくとも、我が家では大きな痛手です。僕だけ、ユーノスロードスターで楽しんでいる風な雰囲気が家族の中で流れ、家族崩壊の危機です。
間違いないでしょ？
田舎や都会には関係なく車がないのは不便
結論として、我が家では車がなければ、家族団欒の幸せのひとときは得られないと言うことが分かりました。
と言うことで車を買いました。先日、ファミリーカー（ステップワゴン・スパーダ）を売却したお金は、我が家の平和のため、軽自動車に化けてしまいました。
今回、軽自動車を購入することにした理由は、奥さんが運転しやくい小回りの効く車にしなければならなかったからです。
息子たちも大きくなり、年に数回の家族での移動のために大きな車も必要なくなりました。
最悪、そんな時は車を2台出動すれば良いのです。なので、奥さんと（もうすぐ免許を取る）息子が欲しい車を購入しました。
家族旅行に2台で行くの？
それも楽しいそうでしょ？
「ちょっとそこまで」のときは、家族が全員乗れるし、僕だけが楽しんでいるような印象を与え、家族から反感を買うことがなくなり、我が家の問題は解決しました。
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