ユーノスロードスターに乗るようになって約一年。オープンカーの楽しさにどっぷりとハマっています。
基本的にオープンカーに乗っている人はまともじゃありません。
敵を作ってるぞっ!
ヤバいかな?
普通の人間だったら乗らないオープンカーなので目立つし、不便なことも多いように感じますよね。
ですが、オープンカーにしかない楽しみがあるのも事実です。
はじめに言っておきますが、オープンカーは万人受けはしません。
じゃなんで乗るの?
メリットを感じてるから!
この記事では、僕が感じたオープンカーのメリットを紹介します。
まずはオープンカーのメリットを挙げます。そして、多くの人が不便だと思うことをロードスターオーナーの僕が、ひとつずつ解決して行きます。
あくまでも、素人目線なので温かく見守ってくださいね。
オープンカーにしかないメリット
オープンカーの最大のメリットは、なんと言っても屋根を開けて走る開放感です。
気持ち良さそうだよね
ハマる人はハマる
ぶっちゃけた話、オープンカーは誰にでも、おすすめできるクルマではありません。乗ったらハマる人と二度と乗りたくない人で二極化されるクセが強いのがオープンカーです。
ですが、一度乗ってから判断をして欲しい。オープンカーの魅力は乗らなければ気づきません。
一度、乗ってみて
僕がロードスターに乗って感じたメリットは、開放感だけではありません。
屋根がない開放感/爽快感
オープンカーの魅力は、なんといっても爽快感、開放感です。誰が見ても分かるように屋根がありません。
朝イチ、ヒトがいない街を走っていると叫びたくなるし、実際に叫んでしまったこともあります。
えっ?!叫んだの?
思わず・・・ね
普通のクルマで窓を開けて走るのとは開放感が違います。
オープンカーで得られる開放感・爽快感は最高です。ヘルメットをかぶらなければならないバイクで感じる爽快感とは比べ物になりません。
オープンカーはクルマでありながら、クルマとは違った乗り物でバイクとクルマの中間・・・クルマの快適性とバイクの爽快感をあわせ持った素晴らしい乗り物です。
体感できるオープンエア感
おしゃれなカフェでも、テラス席の方が気持ち良いのと一緒で、オープンカーで味わう臨場感というか、オープンエア感は感情に訴えてくるのです。匂いや音もダイレクトにそのまま伝わってきますし、ひんやりとした朝の気持ちいい空気や夜の澄んだ空気を味わえる贅沢があります。
本当に贅沢だと思う・・・
オープンカーは風景だけではなく、ドライブ中の空気感がダイレクトで伝わり、季節、時間で現れる素晴らしい風景を遮られることなく感じられます。
他人とのつながりが増える
オープンカーは少数派なので、すれ違うときに笑顔で手を振る、ピースサインを送るなどムダに親近感が湧くようになります。
また、信号待ちで止まっているときに子供たちから手を振られたり、ちょっと立ち寄ったコンビニで声をかけられたり、普通に生活をしていると知り合わないような立場の人と繋がることができるのです。
承認欲求が満たされる
カッコいいクルマを持っているという所有欲だけではなく、オープンカーに乗っていると周りから認められたいという承認要求を満たせます。
オープンカー乗りの心理として、目立ちたい、多くの人に注目を浴びたいというのがあります。
そんなことないでしょ?
絶対にあるね
オープンカー乗りは『金持ちである』と思いませんか。
実際には、普通のクルマとあまり金額は変わらないのですが、オープンカーは金持ちの乗り物だとか、オープンカーに乗っているんだから、明るい人間だろうなんてオープンカーバイアスがかかり、多くの人がプラスの方向に勘違いをしてくれるのです。
オープンカーの問題点を潰していく
もちろん、オープンカーはクルマとして見ると問題点もあります。
ですが、普通の車とオープンカーは比べてはいけません。
普通の車の快適性をオープンカーに求めるのは酷で、軽トラックにラグジュアリー感を求めているのと同じです。イタリア料理のお店で麻婆豆腐が食べたいと言っているのと同じなのです。
分かりにくい例えなんですけど
同じ土俵で比べないで
もっと大きな愛で包んであげてください。
オープンカーは狭い?
NAロードスターは屋根を閉めた状態ではせまく、運転席に潜り込むような窮屈さを感じます。車に乗り込むというよりは狭いところに身体を押し込むようなイメージです。
ですが屋根を開ければ、そこには無限の空が広がっています。せまいというのは仕切りがあるからであって屋根を開ければ、どこまでもがクルマの一部になるのです。
ふと見上げた時の夜空とかゾクゾクするよ
オープンカーというか、NAロードスターはスポーツカーなので、トランクもせまく大きな荷物は積めません。ですが、運転席や助手席は普通の車と変わりません。運転席に座ってしまえば全然、せまくはなく快適です。
屋根の開閉が面倒くさい?
僕は基本的にエンジンを掛けて発進をする前に屋根を開け、駐車するとき以外は開けっ放しです。NAロードスターの屋根を開けるときは数秒、閉めるときでも10秒かかるか、かからないかくらいです。面倒くさいこともありません。
運転席に座りながらでも楽々開けられますし、ちょっと頑張れば座りながら閉めることも可能です。
四十肩の僕は運転席に座りながら閉めるのは頑張らなければなりせんが、健常者であれば座りながら閉めることも余裕です。
基本的に運転中は危険なので屋根の開閉は行えませんが、信号待ちで停車しているときにササっと閉めることができます。
ちなみに、一度だけ走行中に急な雨が降ってきたときがありましたが、そのときは助手席に乗っている小学生の息子に閉めてもらいました。
全てをさらして恥ずかしい?
オープンカーの恥ずかしさは最初の1回だけです。実際にNAロードスターに乗るときは常にオープンにしているのですが、知り合いを見かけても向こうは気づきません。
乗っていると自意識過剰にカッコつけているのですが、実際はあまり見られていないのです。
意識はしているけど誰からも関心を集められない
オープンで見られることを意識するのでクルマの中まで、キレイにしようと思うし無謀な運転もしなくなり、目立つと思うことは悪いことができなくなり、少しでも模範的に行動しようと考えるようになるのです。
維持費が高そう?
オープンカーが金持ちの乗り物だと思ってくれている人が多く、維持費が高そうなんて言われますが、実際の維持費は普通の車と変わりません。税金もガソリン代も駐車場代も同じ大きさのクルマと比べると同じです。
ただ、30年前のNAロードスターの場合は現代のクルマより維持費が高くなっています。ですが同年代のクルマと比べると同じか安くすんでいると思います。
セキュリティ面で不安?
確かに駐車しておくのにオープンにしていると車内がまる見えだし、フリーで車内に乗りこめてしまうのでセキュリティ面では不安です。
屋根を閉めていたとしてもソフトトップの幌も気合を入れればカッターで切り裂くことも容易です。
ですが、普通のクルマもバイクも同じで本気で盗もうと企む奴らからするとソフトトップだから、特別に狙うということはありません。むしろ高級車の方が狙わられることが多いのではないでしょうか。
これはどのクルマでも同じで人目のある場所、見える場所に停めるしかなく、後はイタズラされないように祈るしかありません。
全てを愛せるのがオープンカーの最大のメリット
NAロードスターのような趣味車でしかないクルマは乗る人の受け取り方で良くも悪くも感じてしまいます。
デメリットではないのですが足りないことはたくさんあります。ですが、足りないことすらも愛せてしまうのがオープンカーです。
完璧じゃなく足りないから愛せる
例えば、ゲリラ豪雨などの急な雨だと屋根が開いていれば濡れるのが当たり前です。
屋根を閉めていたとしても雨漏りをしてしまうし、渋滞のときは手持ちぶたさにしている他のクルマから見下ろされたりします。
走行中は自車のエンジン音で会話すらままなりませんし、ラジオも停車中しか聞こえません。
ですがそれが良いのです。
まとめ
オープンカーは素晴らしい。
少なくともオープンカーに興味があるハズです。買わない理由を探しているより、買って後悔した方が潔いじゃありませんか。
クルマは大きな買い物であるのは間違いありませんが、買い換えることは可能です。人生でオープンカーの楽しさを知らないのは、お酒の楽しみを知らない位のレベルです。
びっくりするくらい楽しい
買えるオープンカーを探すか、買うためにどうするかを考えた方がカーライフを楽しめるとは思いませんか?
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