40代になると、車の選び方がなんだか難しくなります。20代や30代の頃は「かっこいい!」「速そう!」「とにかく乗りたい!」と直感で選べたのですが、この年になるとそうはいきません。
家庭があれば「ファミリーカーがいいかな?」と考えるでしょうし、独身でも「そろそろ落ち着いた車にした方がいいんじゃないか?」という声が頭をよぎります。
実際、同年代の友人はSUVやミニバンを選ぶ人が多く、僕も一時はSUVのカタログを眺めていた時期がありました。
でも正直、心は全然ワクワクしませんでした。「無難な車を選んだところで、自分の人生が面白くなるわけじゃない」。そう思っていたときに出会ったのが、ユーノス・ロードスター(NAロードスター)でした。
なぜ40代がロードスターを選んだのか

「等身大」で楽しめるスポーツカー
スポーツカーと聞くと「若い人が乗るもの」「20代で卒業するもの」というイメージがあるかもしれません。
でも、ロードスターは少し違います。速さや豪華さを競う車ではなく、運転する楽しさをシンプルに味わえる車です。無理に背伸びをしなくても、自然体で向き合える存在でした。
40代になって仕事でも家庭でも責任が増える中で、「頑張りすぎず、でもしっかり楽しめる」このバランス感が僕にはちょうど良かったです。
日常をリフレッシュできる相棒

仕事の疲れ、家庭の責任、将来への不安・・・。40代は色々なものを背負っています。そんな中、ロードスターに乗って屋根を開け、風を感じながら走るだけで、心がすっと軽くなります。
「今日も頑張ったな」「また明日から頑張ろう」。そう自分を励ましてくれる、まるで相棒のような存在になりました。
周りの反応と家族の理解

「40代でオープンカーって恥ずかしくない?」
購入前はこれが一番心配でした。「いい年してスポーツカー?」「若作りって思われないかな・・・」。でも、実際に乗ってみて気づいたのは、周りの人はそんなに気にしていないということ。
むしろ、同年代の人から「いいなぁ」「楽しそうですね」と言われることの方が多い。また、あちこちで交流する人たちも同年代の方が意外と多いんですよね。
家族の理解はどうする?

結婚している人にとって、家族の理解は大事なポイントです。ロードスターは2人乗りなのでファミリーカーにはなりません。しかし「セカンドカー」と割り切ると、むしろ家族から「お父さんの趣味用」と理解してもらいです。
休日に子どもが寝ている早朝にひとりでドライブに出かけたり、妻とふたりでちょっと遠出したり。大人数では使えませんが、その分、特別な時間を作れる車だと思います。
実際に乗って感じたこと

街乗りがとにかく楽しい
スポーツカーは「サーキットで走るのが楽しいんでしょ?」と思うかもしれません。でもロードスターは日常の街乗りが本当に楽しいのです。信号待ちからの発進、ちょっとしたカーブ、駐車場に停める瞬間。全部が「運転してる!」という感覚に変わります。
屋根を開けると人生が変わる

オープンカーはハードルが高いと思っていました。でも一度体験したら、もう戻れません。春の夜に少し肌寒い風を感じながら走ったり、夏の海沿いを潮風を浴びながら走ったり。四季折々の空気を全身で感じられるのは、ロードスターならではです。
年齢を重ねてからがちょうどいい
20代の頃なら「もっと速い車が欲しい」「人に見せたい」と思ったかもしれません。でも40代になった今だからこそ、ロードスターの「ちょうどよさ」が心にしみます。派手すぎないけど特別感がある。落ち着いているけれど、遊び心もある。
まさに40代の僕にぴったりの車でした。
40代にロードスターが刺さる理由

改めて、僕がロードスターを選んだ理由をまとめると、
40代の車選びは「実用性」「世間体」

「家族の意見」に引っ張られがちです。でも、自分の心がワクワクしない車を選んでも、結局は後悔してしまうでしょう。
ロードスターに乗って思うのは「人生はまだまだ楽しんでいい」「40代だからこそ、自分の趣味に正直になっていい」ということです。
もしあなたが40代で車選びに迷っているなら、ぜひ一度ロードスターに試乗してみてください。ハンドルを握った瞬間に「これだ!」と思えるかもしれませんよ。
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