氷河期世代に休む老後はあるのか? 70歳就労のリアルな地獄

コラムという名の雑記

最近、ニュースとかを見てたら「年金の支給開始を70歳にしようか」みたいな話、出てるじゃないですか。正直、僕は「年金 支給開始 70歳 いつから」って気になって、ネットで検索したくらいです。

まお
まお

分かる・・・

もちろん、少子高齢化が進み、労働人口が減るとか、超高齢化で社会負担が増えるとか、色々と背景はあると思うんですが、「待て待て。70歳まで強制的に働けってこと?! 僕が夢見ている幸せな老後はどこへ行く?」と悲しくなりました。

僕は今年(2025年)の誕生日を迎え、50歳になりました。つまり、あと20年・・・老体に鞭を打って働かないといけないのです。

ひらめ
ひらめ

普通に考えて、無理!!

普通に考えて、70歳って高齢ですよ。医療の発展とか、科学技術の改革とか、元気な老人もいるのは事実です。だけど、「70歳まで働く」のは、結構ハードル高くないですか?

僕はもう既に「70歳まで働けるか不安」でいっぱいです。

まお
まお

そうだよね・・・

70歳にもなれば、毎日の通勤だけでも難儀なんぎだと思うんです。絶対に、体力も落ちるし、何かをしてやろうという野心と言うか、向上心と言うか、そんな気力みたいなものもえ、何よりも後少しだけ我慢すれば、『夢の年金生活』が手に入る・・・と思っているのに「残念。もう少し働いてください(笑)」なんて言われるんです。働く気が萎えても文句は言えないですよね?

好きでもないマラソン大会に参加させられ、ゴールのある競技場に入って「よっしゃー、やっとゴールだ」と思っていたところに「後10km追加です。さあ、頑張って!!」と急にルール変更されるようなものです。「えっ?! 何? 罰ゲーム? えっ?! どっきり?!」って辺りを見回しちゃいますよね。無慈悲むじひにも程があります。

ひらめ
ひらめ

耐えられない・・・

絶対に、70歳の体力で仕事なんて無理だと思うんです。体力、気力的に・・・。僕なんかは、40歳過ぎた頃から、膝は痛いし、腰もダメだし、さらには老眼でパソコンを見るのもツラい。70歳になったら、もう全身ガタガタになっていますよ。下手したら朝の通勤電車で席を譲って貰わないと困る体力です。まあ、周りも一緒なので、誰が一番年寄りなのかとか、病気自慢みたいなのが始まります。

「ワシは68じゃ」「うるせぇ、膝が痛いんじゃ!! 席譲れ!!」なんて、毎日、怒涛どとうが飛び交いますよ。そんな殺伐さつばつとした電車で通勤とかストレスでしかありません。

まお
まお

ちょっと面白い・・・

なので、僕は老後に向けて、今から筋トレを始めようかと・・・おそらく20年後には、体力、筋力、暴力がモノを言う時代になる。多くの場合、人間は、年齢を重ねるほど偏屈へんくつで、自分の主張を曲げなくなる。つまり、話し合いで決着なんて平和的な解決方法ではなく、原始的な殴り合い・・・拳で相手を黙らせるがやってくるのです。

まお
まお

それはない

考えただけで憂鬱ゆううつになってしまいます。70歳と言えば、認知力、判断力も鈍り、免許返納も考え始める年齢です。そんな年齢になっても働かされるなんて、修行・・・いや、地獄です。なんだろう・・・心を無にして、何も考えずにあるがままを受け入れ、文句も言わず、淡々と働く人間の方が多いんですかね。

ひらめ
ひらめ

残念です・・・

少なくとも、僕の人生プランでは、老後は有り余る時間と、少ないながらもつつましい生活をするだけの年金を貰い、波乱万丈とは言い難い、何も特記することのなかった人生を振り返ったり、大好きなロードスターやバイクをいじり、好々爺こうこうやとして、孫を甘やかして、残りの人生を謳歌おうかする予定でした。

でも現実は、老後は年金だけじゃ生活できない時代なんじゃないかという不安が、ずっとつきまとっています。数年前から、何となく怪しい雲行きは感じていたんです。物価高で雀の涙ほどの年金受給額では「これで生活しなさい」なんて言われても、カツカツの老後生活になるのではないか・・・。もしかしたら、年金という制度自体が崩壊するのではないか・・・。僕たち、氷河期世代は、老後もしいたげられるのではないか・・・。そんな不安が的中した感じです。

まお
まお

確かに・・・

そもそも、日本の高度経済成長やバブルを実際に体験した上の年代や、少子化で社会から手厚い補助を受けている下の世代とは違い、僕たちは就職してから給料も上がらず、国や社会から見捨てられた世代です。そう、まさに「70歳まで働く氷河期世代」という皮肉な現実がそこにあります。

いや、日本経済を好転させるため、社会保障を充実させるためには、どこかの世代が犠牲になる必要があるのは、重々承知しています。僕も無責任に他人任せにして「どうにかしてくれ〜」と言うことが正義だとは思っていません。だけど、学生時代は昭和の封建的な教育で押さえつけられ、社会に出てからは「今は不景気だ。我慢してくれ」と懇願こんがんされ、仕方なく耐えることを選び、健気に、社会に迷惑をかけないように生きてきたつもりです。あまりにも酷な仕打ちではないでしょうか。

ひらめ
ひらめ

辛すぎる現実・・・

これまでの人生で蓄積されたストレスのせいで「70歳まで頑張りましょう!!」と言われても「いや、70歳までもたない可能性大だよ」と思ってしまうんです。もし仮に、70歳まで生き延び、年金が貰えるとしても、僕ら世代の不運さと、今の物価を考えたら「どうやって次の年金受給日まで生き延びるか・・・」が年金生活のテーマになっているような気がしてなりません。

もういっそのこと、「70歳になったら年金10年分を一括でくれ!」と言いたいくらいです。そう、「年金 一括受け取り 最後に」全部使って、最期の大盤振る舞いがしてみたい。次の受給時期は80歳で良いし、「あとは知らん!!」ってな感じで、死ぬまで笑って生きていけたら、それだけで幸せな気がするんですよね。

まお
まお

それはダメでしょ・・・

本当に、年金のこと、老後のことを考えると、笑いより先に涙が出てきます・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました