\自動車保険を安くしたい/
NAロードスターが欲しいと考え、購入を躊躇う理由のひとつに「古いクルマだし壊れやすいんじゃないの?」という疑念がありますよね。
それなりの金額を払い、手に入れるクルマが直ぐに修理が必要になるとかなり痛い出費なので、壊れやすいかは気になるところ。
古いクルマだし、壊れて修理なんてなると大変だよ・・・
決して壊れやすいクルマではないと思う
断言するけど、NAロードスターは壊れやすいクルマではありません。ただ、経年劣化であちこちガタがきているだけです。30年以上のクルマなので経年劣化をしていない訳ありません。
僕のロードスターは壊れまくっていますが、壊れやすいとは思っていません。
この記事ではNAロードスターが壊れやすいかを検証するとともに、僕のNAロードスターの不具合点、修理の見積額について紹介します。
NAロードスターは壊れやすい?
NAロードスターに限らず、自動車という工業製品は、製造されてからの年数、使用頻度によって劣化をしていくのは普通で、壊れないモノはありません。
なので、消耗品は交換するのが当たり前です。そして、消耗品の交換をすれば、NAロードスターは復活します。決して壊れやすいクルマではありません。普通です。
ただ製造されてから年数が経っている機械なので走ることによる振動などの負荷、浴びたくもない紫外線による塗装の劣化、樹脂パーツの硬化、使用することによるスレなどなど、壊れてくる時期なだけです。
経年劣化はしょうがないよ・・・
クルマの平均寿命が13年と言われているのに、倍以上の30年も生き残っているNAロードスターが壊れやすいとは思えません。本当に壊れやすいのであれば、もうすでに駆逐されているハズです。
NAロードスターが壊れやすいなら直せば良い
クルマは走らせてナンボの工業製品で、抗菌された室内で大切に保管するモノではありません。そして走ることはによって消耗品は摩耗され、本体はスレてしまうのが当たり前なのです。
雨にも打たれ、太陽からの紫外線にも晒されています。壊れやすい訳ではなく、どうしても自然の摂理に抗わなければ、壊れていってしまいます。
壊れて治せないようなクルマだと大変ですが、NAロードスターはマツダがレストアサービスの一環として、パーツの再生産をおこなっています。壊れたら治せばいいのです。
壊れやすいより、直しにくい方が問題です。直せるなら長く乗ることができる。NAロードスターのような古いクルマは直せなくなったら終わりで、壊れやすさなんて、あまり関係ありません。
NAロードスターの壊れやすい部分
といいつつもNAロードスターの壊れやすい箇所というのは、存在していて「幌」「エアコン」「パワーウィンドウ」といわれています。
幌は直接紫外線の攻撃を受けている箇所なので劣化がしやすい。メーカー以外のサードパーティからも対応する幌が発売されているので、交換すれば復活します。
ロードスターの幌は交換部品だと思った方が良い
僕のNAロードスターは納車時に新品に交換しているので、10年くらいは交換の必要はないと思っています。
エアコンは要注意! 修理費が高い
エアコンが効かなくなった原因が、ガス漏れなら旧ガスで入れてもらえるところが少ないですが1万円程度で修理が可能です。ですがメンテナンスをしていないと配管が詰まってしまい、コンプレッサーに負荷を与えてしまいます。コンプレッサーが壊れると高額な修理費がかかってしまいます。
僕はエアコンが効かなくなってからもエアコンを回し、コンプレッサーまで逝ってしまいました。ケチらないで直ぐに直して貰えば、コンプレッサーは生きていて安く直せたかもしれません。
修理の見積額は約20万円・・・
マジか・・・高い
エアコンの修理は、コンプレッサーの値段です。コンプレッサーが逝ってしまうと高額になってしまいます。現在は男らしくエアコンなしで乗っています。どうせ大金を払うなら、旧ガスのNAロードスターようのエアコンではなく、NB、もしくはNDのエアコンに積み替えようかと企んでいます。
パワーウィンドウは修理しました
パワーウィンドウの不調は、NAロードスターに限らず、どんなクルマでも発生する可能性があります。窓のガラスランというゴム製の枠が硬化してしまい滑りが悪くなっているのに窓の開け閉めをしてしまい、レギュレーターやモーターに負荷をかけてしまってしまうのが原因です。
早めにガラスランを交換すれば、壊れる確率は低くなる。だけど、誤魔化しながら乗っているから高い修理費がかかってしまうのです。前兆としてパワーウィンドウの開け閉めの時に「キー」と擦れている音がします。
そのときにガラスランを交換すれば、レギュレーターやモーターが逝ってしまうことはありません。助手席側のガラスラン、レギュレータ一式を交換して約5万円の修理費が掛かりました。
早く持っていけば良かったよ・・・
幌もそうだけど、塗装も紫外線によって劣化してしまいます。外装の敵はやっぱり紫外線や雨で、外装を劣化させないためには屋根のある車庫で保管するしかありません。幌が壊れるというよりは、塗装も含めて外装が経年劣化してしまう感じですね。
外装については僕のNAロードスターは再塗装済み、幌は納車時に新品に交換してもらいましたので問題はありません。
実際は壊れると痛い出費
ちなみに僕のNAロードスターは19万キロ以上走っている1991年製のクルマです。全塗装はされていますが、大きな手術はしている形跡もなく、ほぼ毎日のメンテナンスで現在まで生き残っています。
前オーナー、前々オーナーがディーラーで行っていたメンテナンス記録によるとエンジンオイル、ミッションオイル、タイミングベルト交換(2回)、ブレーキキュー交換、クラッチ交換、ダッシュボード交換はされていますが、エンジンやミッションを開けた形跡もありません。
日常の点検、部品の交換をしていれば、壊れやすいということはないと感じてます。
ですが僕に引き継いでから、パワーウィンドウの不具合、エアコンの不具合、マニュアルミッションのシンクロ不具合が立て続けに発生しました。
痛い、痛すぎる・・・
※ ミッションはリビルト品への交換で30万円(ディーラー価格)
120万円で買ったクルマなのに修理に60万円もかかる・・・。
NAロードスターの購入を考えている場合は「幌の状態」「エアコンの効き具合」「パワーウィンドウの動作」を確認してから購入して欲しいと思います。
僕は購入時に全てチェック(ミッションはチェックできなかった)して、OKだったのに半年でエアコンとパワーウィンドウが逝ってしまいました。もう、これは運命だと思って直すしかありませんよね。
NAロードスターは壊れやすい? の答えは・・・
NAロードスターは壊れやすいのか。という問題ですが、新しいクルマに比べると「壊れやすい」けど、どのクルマも30年経つと壊れます。特別のNAロードスターが壊れやすいというのではなく、年代的に壊れやすい年代になってきてしまった。
だけど、NAロードスターのパーツがマツダが再生産をしているし、サードパーティからも出されているので直すことが可能。そして経年劣化で壊れたパーツを交換すれば、生まれ変わり長く乗ることができます。
壊れやすくなって来ているけど、NAロードスターはシンプルな機構なので壊れても直せる確率が高いです。コンピュータが壊れてしまうと直すのが大変ですが、機械的な故障はパーツを交換すれば直るのです。
長くクルマに乗る場合は、日頃のメンテナンスが重要です。大惨事になる前に必ず前兆が現れます。その前兆に気づくことで安い修理で済むことがあります。
NAロードスターに乗るためには余裕が必要です。多少壊れても「しょうがない。NAロードスターだもん」と思いましょう。
僕には余裕が足りなんだ・・・
修理費を捻出するために
車の維持費が年間20,000円も下がるかも?!
NAロードスターは壊れることが前提の車だと思います。なので維持費とは、別に修理費を用意した方が健全です。そのためには少しでも自動車保険を安くする。
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