わざわざ古い車に乗るなんて、誰からも理解される訳はない。
分かっている。家族にも理解をされないんだから、変わっているのは理解しています。
分かってるんだ・・・
分かっているけど、僕はロードスター、それも30年以上も前に発売された初代のNAロードスターに乗っていて壊れるまで乗り続けようと目論んでいます。
ほんとに好きだよね
他人を納得させるNAロードスターに乗る理由なんてものはなくて、結局はただの自己満足である。
本当のところ「俺はNAロードスターに乗ってるんだぜ。すごいだろ」と多少は思っています。
だけど実際には、僕のNAロードスターはドアの集中ロックもないし、荷物も積めない。ヘッドライトも暗い。さらにドリンクホルダーすらない。雨が降れば雨漏りをする。快適ではないどころではなく、不便です。
だけど、ロードスターには、愛してやまない不思議な魅力がある。これは恋愛に対する考え方と同じです。
どういうこと?
言葉にするのは難しい・・・
完璧な女性に憧れるけど、そんな女性と一緒にいるのは疲れる。欠点があるから魅力的に感じ、一緒にいたいと思えるんです。
快適で何も苦労しない車や尽くしてくれるオンナはゲロゲロなのです。
NAロードスターに乗る理由
多くの人は乗りたいと言うけど、乗らない車・・・どことなく日本女性と共通する妖艶さをまとったエクステリアが、NAロードスターの最大の魅力。この意見に反対をする人はいないと思っている。つまり、見た目が良いだけでモテるということである。
言い切ったね・・・敵を作ったよ
「絶世の美女とイチャイチャしているところを見せつけたい」と思う多くの男性が抱く欲望というか、願望・・・なんだろうね、承認欲求なのかな・・・周りの男より、かわいい娘を連れているという優越感。
他の人とは違う、自分だけは特別だという、くだらない男のミエ、メンツ。
最低な考え方だと思うよ・・・
男なんてそんなもんだよ
勝手にランキングをつけて「自分の彼女の方が、かわいい」という優越感を味わいたいと思うのが、世間の男の心理なんです。
それと同じで、多くの男性は自分の権力、強さを誇示するために誰もが認める「いいクルマ」を手に入れたいんですよ。よく分からないけど・・・。
そうなのかな?
そんな風に感じる・・・
周りの男より優位に立つためだから、より「いいオンナ」を見ると浮気心がムクムクと湧き上がってくるし、よりエロいオンナをみると身体の中心に血を溜めて見境なく興奮する。
NAロードスターには、誰もが羨む妖艶な魅力があり、決して、お言葉手に入れられない程のクルマではないけど、独特な雰囲気をまとい「ああ、カッコいいよね」と思われるクルマなのです。
ちょうどいい価値観
直ぐに手に入るものではなく、届きそうで届かないモノを手に入れたい。と思うのが男性で、僕も例外ではありません。ただ最近気づいたんだけど、基準が他の男性とは違う。
言って良いのか悪いのか、僕は外見的にも内面的にも完璧なオンナは緊張して話もできないし、おそらく、一緒にいて楽しいというよりは、疲れてしまう。経験はないけど・・・。
なんとなく、理解できる
それと同じで、高嶺の花の車なんて手に入れてしまったら、もったいなくて運転もしないで大切にすると思います。
そして、NAロードスターの丸い目のリトラクタブルヘッドライトのかわいさやオープンにしたときの美しさは唯一無二だと思う。NAロードスターのデザインが嫌いという人を見たことがない。
かわいいよね・・・
スポーツカーとしては、非力で決して速い車ではないんだけど、運転していて楽しいし、周りから羨望の眼差しを浴びることになるし・・・何度も言うけど、決して高くて手が出せない車ではありません。
勇気と覚悟があれば、手に入れるハードルは低い。
足りないから愛せる
車も、女性も、思い通りになりそうでならない絶妙なバランスがあるから惚れるんです。いつも気にしてくれるのに、放ったらかしてくれる。優しさの中の厳しさ、たまに冷たくされるそんな女性の方がモテるのは、どっちつかずで絶妙なバランス・・・安定感がないから支えたい、近くにいたいと思わせるからなんですよ。きっと・・・
君の性癖じゃないの?
世間の男の多くの意見だよ
僕が主導権を握ってグイグイ引っ張る、僕色に染めるなんてことは、思ったことがないし、反対に相手の思い通りにもなりたくないんです。
どちらかに依存する関係なんて長続きしない。だから、お互いにリスペクトして、お互いの良いところを認め合う。足りないところは助け合う。そんな関係の方が健全だと思う。
便利で快適に進化している車は、スマホなどの電化製品と一緒で新しい方が性能がよく快適で、車に任せる比重が高くなり、めんどくささが減る。なので、普通に考えれば、新しい車の方がラクに運転できる。
だけど、もっとドライバーとして介入をしないと楽しくないのだ。
不便だから楽しいんだよ
不便を楽しむNAロードスター
楽しみの本質って、めんどくさ、不便さなんですよ。便利になってラクになれば楽しみは減ってしまう。
全てを車任せにするのではなく、車の足りない部分をドライバーが補完する。NAロードスターに乗っていて楽しいのは、車と対話をしながらもっと踏めるか、このスピードで曲がれるか。ずっと考えながら運転をする「めんどくささ」なんだと思う。
そうなんだ・・・
パワーもなく、安全でもない。僕のNAロードスターに限るけど、エアコンも壊れている。さらに助手席側のパワーウインドウを直したら、運転席側のパワーウインドウの調子が悪くなりやがる。でも、その欠点も含めて愛せる。違う・・・欠点があるからこそ可愛いクルマだと思えるんです。
まとめ
最新の車のように快適で安全でラクに運転できる車を否定するわけではありません。というか、世間が求める車は、やっぱり安全で快適で便利な車。
ただ僕は、NAロードスターの中途半端な進化がちょうど良いと感じています。クラシックカーのように維持にお金と時間をかけられる余裕もないし、最新の快適で便利な車を買い続ける必要も感じていません。
不便が楽しめる年代の車なんだよね
暗くなったら、リトラクタブルライトを手動で点ける。危険に感じたら、アクセルを緩める。全てがアナログだからこそ楽しいと感じるじゃないでしょうか。
そして、おしゃれとは我慢であり、周りの目を意識して、カッコよく見せるために我慢をする必要があるんだと思う。
何でも用意され、苦労しない生活に憧れはするけど、そんな生活はゲロゲロなのである。
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