車の走行距離は何万キロまでOK? 車の限界は何万キロなのか

カーライフ

 中古車の購入を考えていると気になるのが『走行距離』ではないでしょうか。

僕は走行距離が19万キロのユーノスロードスター(NAロードスター)を買いました

『走行距離』が長いクルマの方が安いんですよね。欲しいクルマがあるんだけど、予算的に・・・なんて考えると走行距離が長いクルマしか手に届かない」なんてことがありますよね

車は整備してれば50万キロ余裕だなんて話もチラホラ聞きますし、10万キロがクルマの寿命だなんて話もよく聞きます。実際には何万キロで限界を迎えるのでしょうか。

ひらめ
ひらめ

僕のNAロードスターは、もうすぐ20万キロ

10万キロがクルマの寿命だとしたら、僕のロードスターは寿命の約2倍走っているので、いつ逝ってもおかしくありません。ちょっとずつメンテナンスをし、誤魔化しながら、最低でも後4年、走行距離が25万キロまでは乗りたい。

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車は何年乗れる? 20万キロなんて余裕?

車の寿命はどれくらいなのでしょうか。10年、10万キロと言われますが、AE86やR32スカイライン、NAロードスターのように昭和の終わりから平成初期の車が30年のときを超え、現役で走っていますよね。

そもそも、なんで車の寿命は10年10万キロと言われるのでしょうか。

寿命とされる走行距離

車は走らせることで構成するパーツが消耗し、長距離を走らせるほど摩耗・劣化していきます。もちろん、経過年数が寿命に関係ないわけではありませんが、走行距離が短い車と長い車を比較すれば、走行距離が短い車の方がエンジンなどの主要部品の消耗が少ない。

よく言われるのが、車の寿命は走行距離は10万~15万キロ。エンジンの寿命が走行距離10万~15万キロで、この辺りで何かしらのトラブルが起こりやすくなるみたいです。だけど、これはノーメンテナンスで乗り続けた場合で、しっかりとメンテナンスをしている車はもっと走れます

例えば、タイミングベルトは10万キロが限界と言われていて、10万キロで交換をすることが推奨されています。最近の車はタイミングベルトの代わりにタイミングチェーンというパーツが使われ、交換推奨距離が30万キロにまで伸びているそうです。

ひらめ
ひらめ

僕のNAロードスターも2回目の交換を行った

他にもミッションやエンジン自体が摩耗し、劣化をしているので、しっかりとメンテナンスをしなければなりませんが、メンテナンス、消耗部品の交換を行えば20万キロでも走行可能だし、もっと寿命が伸びます

寿命とされる年数

車の寿命とされている年数はどのくらいでしょうか。2018年の自動車の平均使用年数(平均的な新車登録から廃車までの期間)は13.24年(自検協)だそうです。

その原因は車の限界というより『重課税』なんていう訳の分からないルールがあり、製造から13年を経過した車は約15%上乗せした自動車税を納める必要があるので、愛着がない限り廃車にしているような気がしてなりません。

ひらめ
ひらめ

古い車を大切にする人間を侮辱しているのだ!

年数は現代の車の寿命に関係がないような気がします。というのも、アメリカでは『25年ルール』と逝って製造から25年経った車を輸入できるような法律があります。

車が25年以上走ることが前提でないと『25年ルール』なんて意味のない法律になってしまうし、海外では40年超えで現役で走っている車も多数あります。

確かに10年経つとデザイン的に古めかしく感じることもありますが、メカとしては全然元気で、まだまだ現役として走ることができる。古い車をいじめる15%の重課税のせいで乗れる車を廃車にしているのです。

車の寿命は車の限界ではなく、乗る人の判断で決まる

車の寿命は結局、乗る人の判断であって車のメカとしての限界ではありません。車のパーツは交換して新品に変えることが可能です。車の心臓部と言われるエンジンでさえ、載せ替えが可能だし、ボディに穴が開いても修理することができる

ぶっちゃけた話、修理・交換を続ければ半永久的に乗り続けることが可能で、パーツさえ手に入れば寿命なんてありません。

例えば、走行距離が長いと言われるタクシーは50万キロも走ると言われています。もちろん、しっかりとメンテナンスをしていると思いますが、走行距離が20万キロのNAロードスターに乗る僕としては勇気をもらえます。

多くの人は修理費と新車購入費を天秤にかけ、修理をするのではなく買い替えを選び、それまでの愛車を廃車に・・・。

ひらめ
ひらめ

乗り続けようと思えば半永久的に乗れる

このYouTubeの動画は僕のNAロードスターと同期のロードスターで走行距離が20万キロだそうです(2016年時点)。全然現役で走れる。その他にもNAロードスターは30万キロ、40万キロも走っている車がゴロゴロしていています。

もちろん、乗り続けるためにはノーメンテナンスなんていうことはなくて、エンジンオイルの交換を初め、点検や車検、洗車など、愛車に手をかけてあげる必要があります。ですが、30年30万キロは難しくはありません。

少しでも長く乗るために必要なのはメンテナンス

とはいっても、走行距離が短い方がパーツの摩耗や劣化が少ないのは事実です。20万キロを超えた愛車だからこそ、しっかりとメンテナンスをする必要があるのです。走行距離の限界はオーナーが決めるモノなのです。

自動車の走行距離は年間8,000〜10,000kmといわれています。10年で約10万キロ、20年で20万キロ、30年で30万キロ。古い車は走行距離が長くなって当然です。

例えば、1989年発売開始されたユーノス・ロードスターは30年以上前の車なので、平均的に走っていれば走行距離は20万キロ以上になっているハズです。そんなロードスターですが現在、2万台以上が現役で走っていて、その多くはオーナーによってしっかりとメンテナンスがされている

ひらめ
ひらめ

メンテナンスがされいないと廃車になっているハズだよ

少しでも走行距離の限界を伸ばすためにはメンテナンスが必要で、長持ちさせるためにはメンテナンス術をしっかりと押さえておく必要があります。

自動車の命とも言えるエンジン回りだけでなく、事故のリスクにもつながる足回りは特にメンテナンスが重要です。また、キレイな車体を保つだけではなく、サビなどの腐食から守るためにも定期的な洗車を心掛けましょう。

エンジン回りはオイル交換から

エンジンは車の心臓と言われるパーツです。エンジン回りのメンテナンスをしっかりと行うことが、車を長持ちさせるために重要で、エンジンを円滑に動かすために定期的なエンジンオイルの交換や点検をこまめに行うことが必要です。オイル交換はオイルがドロドロになってしまってからでは遅い

エンジンが壊れると修理費が高くなってしまうので、車検や定期点検でしっかりとメンテナンスをするように心がけましょう。

ひらめ
ひらめ

オイル交換は基本だけど、他にもエンジン回りのメンテナンスは重要

さらに10万キロが限界だと言われているタイミングベルトの交換も必要です。タイミングベルトの交換は工賃込みで約35,000円位です。

その他にも、エンジンの補機類と呼ばれる部品、エンジンを始動させるセルモーター、バッテリーに電力を供給するオルタネーターなどの電装系部品、冷却水を循環させるラジエターホースや各種コード・コネクター類などのゴム・プラスティック部品、吸排気系を監視するセンサー類なども交換が必要なのです。

走行距離の限界を伸ばすためには、日頃からメンテナンスを行う必要があります

走行距離よりパーツの供給が車の限界になってしまう

車の限界、寿命を伸ばすためにはメンテナンスが必要で、メンテナンスを続ければ走行距離が40万キロオーバーでも元気に走ってくれます。実際に30万キロ、40万キロ走っている車は存在しています。

ひらめ
ひらめ

愛している車だからこそ、いつまでも走らせたい

車の寿命は10年10万キロと言われていましたが全然限界ではありません。車の限界を決めるのはオーナーです。修理・交換を続ければ半永久的に乗り続けることが可能で、パーツさえ手に入れば寿命なんてない。

ですが、多くの車はパーツの生産は10年ほどで終了。一般的な車はパーツの生産が終わると寿命になるのが修理が困難になり、廃車にしてしまうのが普通です。実際のところは約13年というのが車の寿命として妥当で、メカとして限界を迎えていないのに廃車にされてしまうのです。

NAロードスターはメーカーであるマツダがレストアサービスを始め、古いパーツが再生産されています。つまり、まだまだ現役で走らせることができるのです。なので、NAロードスターに限っては、これからも限界の走行距離が伸びるような気がします。

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