中年になっても、モテる男性と嫌われる男性の違い

恋愛コラム

そもそも、僕がモテたいと言うのはスケベ心があるからではなく・・・人間として生きるために必要だと思っているからです。男性に嫌われるのは痛くもかゆくもなく、笑って過ごせます。特に年齢を重ねると全然、問題なくなります。生きるのがキツくなるのは女性に嫌われることです。例えば、社内の女性に嫌われると会社にいるのがツラくなってしまいます。例えば、家庭内の女性、奥さんだったり、娘に嫌われたら、家に居ることはできません。いくつになっても、何があっても女子にだけは嫌われてはいけません。

と言っても、女子に尻尾を振るような犬になる必要はありません。女子にびる男性ほど、女子に嫌われると言うことを肝にめいじて欲しい。よく中年男性が、女子に嫌われたくない、仲良くしてもらいたいと思い、こびを売っている姿を見ますが、あれには閉口へいこうしてしまいます。下心が見え隠れすると目も当てられません。男性の欲望・・・エッチだけでなく、仲良くして欲しい、気にして欲しいという気持ちでも、持っていると女性は勘づきます。男性が思っている以上に女性の感覚は鋭く、少しでも下心を持っているとすぐに気づきやがる。そして、女性に下心を気づかれると痛いおじさん認定されてしまいます。

こんな話をすると「自分には無理だ。このまま一生女子とは無縁な生活を送る」と自分を卑下ひげする人がいるのですが、事実に気づいた分、マシです。多くの男性は近寄れば近寄るほど、女子から嫌われてしまうという残酷ざんこくな現実を知りません。嫌われる理由が分からず、自信を喪失そうしつし、益々、眼中にない人間へと落ちていくのです。最終的には、中年おじさんたち徒党ととうを組み、モテないのは「女性にみる目がないだけだ」とか「いまさら女性に好かれる必要はない」などと自分の不甲斐ふがいなさをたなに上げ、傷を舐め合う集団の一員に成り下がります。お互いの心の傷を舐め合うことは共感を生み、より強い結束に発展します。そして、いつの間にか親父たちだけでいることに心地良さを感じ、周りからの視線を気にしなくなります。そうなると末期です。歩いているだけの女子を粘着質な視線で舐め回すように品定めをするようになります。はっきり言ってセクハラです。視姦しかんです。犯罪です。

さて、ここからが本題です。中年男性でもモテる男性とそうじゃない男性の差は何なのかについて、お伝えしていこうと思います。清潔な身だしなみだとか、大人としての余裕だとか、莫大ばくだいな富とかそんな話ではありません。モテる中年は「聞き上手」であることが多い。多くの中年男性が自分語りをするのが得意な中、聞き役にてっすることができる男性はモテます。歳を重ねた男性特有の、これまでの人生経験の武勇伝ぶゆうでん、昔話、おじさんの価値観に女子は関心も興味をありません。そんな話を聞かされると女子は引きます。ドン引きです。そんなことはない「楽しそうに聞いてくれているよ」なんて言う人もいるのですが、それは女子の建前にだまされているのす。手玉に取られています。女子は本音では、つまらないと思っています。十中八九「早く終わらないかな」と思っています。残念ながら、中年男性の話など聞きたくないと言うのが本音です。

女子に嫌われたくない。好かれたい、仲良くしたいと思うのであれば「聞き役」にてっする必要があります。どうしてか、中年男性になると他人の話を聞くのが下手くそになってしまいます。あなたが女子に嫌われているかも・・・と思うのであれば、胸に手を当てて考えてみてください。以下のようなことをしていませんか。

  • 否定する
  • マウントする
  • 自分語りをする

これ大事です。女子に嫌われる中年男性の多くは自分の欲望と感情メインで話をしてしまい、相手女性のことを何も考えていない傾向が高く、独りよがりの会話をしています。言うなれば、公開自慰行為をしているのです。自分だけが気持ち良くなり、相手のことを考えられなくなってしまっているのです。そんな男性と相手が気持ち良く話せるようにエスコートする男性のどちらがモテると思いますか? 答えは明白です。モテる中年は天然なのか、狙っているかは別にして、相手目線で考えて会話をしています。

ちなみに、男性の僕も若いときに同じ思いでおじさんの話を聞いていました。別におじさんに興味も関心もなく、ただ沈黙が怖かったから、話を振っているのに、いつの間にか、おじさんの武勇伝や、おじさんの趣味、価値観を押し付けられたのです。本当に嫌なんですよね。同じ思いをして愚痴っていた同年代の奴らの多くが、気づいたら相手をマウントし、自分の話にすり替えるさまをみて「あんなに嫌いだった親父になってしまったのね」と幻滅げんめつしています。そんな中年になった当時の仲間は案の定、女子に嫌われています。残念ながら嫌われています。社会の荒波を超えてきたという変な自信がそうさせるのです。

僕は、所謂いわゆるピーター・パンシンドロームというヤツで、齢四八になっても大人になりきれていません。なので、同年代が中年特有の自分語りをしているのをみると吐き気をもよおしてしまいます。そして、仲の良かった仲間が、足の引っ張り合い、傷の舐め合いをする集団を形成し、僕を巻き込もうとする。これは由々ゆゆしき問題です。僕は特に女性に嫌われていないし、そもそも、昔から女子を必要以上にリスペクトしているし、女子との会話を楽しんでいる節があります。なのに、中年になったんだから、女子から嫌われてるのが当たり前だと思われています。はっきり言って心外です。僕は昔から、女子の話に相槌あいずちを打ち、驚嘆きょうたんし、話を盛り上げます。女子が話したいことを気持ち良く話せるように、場の雰囲気を作ります。それが当たり前だと教わってきたし、その方が居心地が良い。

話がれました。

モテる中年とモテない中年の差は、女子とのコミュニケーションの取り方にあるのではないでしょうか。見た目や雰囲気、収入や権力・・・男としてのスペックより、会話の仕方、考え方の方が大切です。僕は女子にモテない中年男性が嫌いです。どちらかと言うと中年のおじさんより、女子たちの感覚に近いのかも知れません。大切なので、最後にもう一度お伝えします。女子にモテたいと思ったら、会話の時に以下のことをしてはいけません。

  • 否定する
  • マウントする
  • 自分語りをする

話が好きな女子が楽しく話せるように雰囲気を作ることが、いちばん大切です。そのために、否定はしないこと。マウントしないこと。自分語りはしないこと。これ大事です。

聞き役にてっする男がモテるんですよ。

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