付き合う前のドライブデートはリスクしかない

初デートやお互いをよく知らない場合のドライブデートはリスクしかありません。

確かに、ドライブデートが上手くいけば、一気に二人の距離を縮めることが可能です。ですが、そのためには超えなければならない高くて分厚い壁が存在します。

僕は「女子が好きだ」と公言しているし、男性に囲まれているより、女子と一緒にいることに幸せを感じる性格です。なので、隙さえあれば女子集団によって行き、溶け込もうとしています。

そんな僕ですが、女子と二人きりのドライブは緊張してしまいます。

ドライブテクニックだけではなく、会話にも自信がないとドライブデートは上手く行きません。

そもそも、何か間違いが起これば、子供が出来てしまうような男女が、二人きりになるということは、他人から見れば、そういう関係に見られるリスクがあるということを認識しなければなりません。もし、何もないとしても周りからは不純異性行為を疑われてしまいます。

普段は「好きだ」とか「かわいい」と言っている会社の若い女子をロードスターの助手席に乗せ、不覚にも緊張してオロオロしてしまいました。自分でいうのも何ですが、それなりに経験を積み、女子と仲良くすることにだけは長けていて、いつでも女子に甘えられる僕ですが、手汗でハンドルが滑るほど緊張をしてしまいました。

もちろん、仕事だったし、父娘でもおかしくないほど歳も離れているし、僕には幸せな家庭があるし、彼女には同棲をしているカッコいい彼氏がいるのも知っているので、何か期待をしていたとか、エッチなことを妄想して興奮していたとか、そんな不埒（ふらち）なことは一切ありません。

僕のプライドのために言わせてもらうと、昔から車が好きで、女子と二人でドライブをしたこともあるし、ましてや、女子と話すことは日常茶飯事で緊張をすることはありません。

普段から仲が良くても緊張する

ちなみに、緊張した娘は20代後半でショートヘアが似合う女子。性格も明るく、いつもニコニコしているし、世間一般的な男性からは「かわいい」と言われる娘です。ただ、僕のタイプではありません。もちろん、誘われれば拒む理由もないし、反対に拒むことで女子のプライドをズタズタにすることを考えれば、お安い御用です。

普段から一緒にふざけ合っている･･･もとい、会社ではよく話す女子の一人です。朝から「今日も可愛いね」「ありがとうございます」なんて普通の会話をする女性です。

会社でも僕の部署と絡みの多い部署に所属しているので、ミーティングを行なったり、無駄話をしたり、比較的コミュニケーションを取っています。

どう考えても、緊張する相手ではありません。いつも僕に絡んでくる会社の女性陣と何も変わりません。ちなみに、僕が会社の寮に泊まっているとき、何の前触れもなく、勝手に玄関を開け「飲むぞ〜」と賑やかに襲ってくる女子社員の一人です。

先日も男１：女子６で飲んでいた内の一人なので、二人きりでも緊張はしないはずです。

ですが、ドライブとなると話は変わってきます。

狭い空間に二人きり

僕の愛車のユーノスロードスターは、他の車と違います。二人乗りなので、誰かを乗せるということは、二人きりになるのが必須です。さらに小さな車なので、運転席と助手席が物理的に近く、手を伸ばせば、そこに女子を感じることができます。

もちろん、会社の女子なので乳を揉みたいと思っても揉んではいません。そもそも、乳を揉みたいなんて緊張で考えられなかったし、それほど大きなおっぱいではありません。

冗談はさておき、男性でも女性でも助手席に他人を乗せるのは緊張をしますよね。

誰でも守りたい距離感がありますよね。これ以上近づいて欲しくない距離･･･ドライブは、そんなパーソナルスペースを無視した距離感に強制的に座らざるを得ないのです。

ドライブデートが失敗する理由

お互いが心を許した仲でなければ、ドライブデートは失敗します。お互いに肌を合わせた仲、もしくはお互いを信頼しているような仲であれば、運転席と助手席の距離でも問題なく、楽しめるはずです。

ですが、お互いを知らないような距離感で、ドライブデートに誘うと女子はあなたを警戒します。

考えてみてください。もし、あなたに下心がないとしても、あなたがモーテルに車を向かわせたら、女子は何も抵抗ができないのです。

助手席で「帰りたい」と思っても簡単には帰れないのがドライブデートです。なので、男性が思っている以上に女子はリスクを背負ってドライブデートに付き合わなければなりません。

さらに、二人きりのドライブを楽しませるためには、それなりの話術とお互いに盛り上げようという気持ちがなければ、会話もなく、気まずい空気が車内に充満します。お互いが気を遣い、気まずい沈黙をなくすために会話を続けているなんて状況は地獄です。

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ドライブデートは憧れですが、まずはお互いの距離感を縮め、警戒されない状態にしなければ楽しめません。できれば、裸の付き合いや肌を合わせ、相手のことをよく知ってからにしましょう。

ドライブした娘との仲

ハードルの高いドライブデートですが、会話を弾ませることができれば、二人の距離は一気に縮めることが可能です。親密な関係になるためには、かなり有効な手段です。

ちなみに、今回のドライブは、会議会場に行きたくなくて、ダラダラして最後まで移動をしなかった僕が、パンクした女子を見つけ乗せて行っただけです。彼女が別に僕の車に乗りたがっていたとか、僕が誘ったわけではありません。

オープンにしたロードスターで、時間ギリギリに女子と楽しそうに会場入りをして、会社の重役にさらに嫌われたのは言うまでもありません。

ですが、パンクをして途方に暮れていた女子とは、とても仲良くなりましたよ。

もしかしたら、二人だけの秘密の時間に誘われてしまうかも･･･。