車の寿命はどれくらい？ 車検を通すか迷ったら･･･

二年に一度やってくる車検･･･。車検を通して後二年乗るか、それとも乗り換えるか。本当に悩んでしまいます。

湯水のように使っても減らない資産があれば、乗り換えのタイミングは好きなとき、欲しい車が見つかったときなんてカッコいいこともできるのですが、しがないサラリーマンではそうもいきません。

車検のタイミングで乗り換えを検討することが多いと思います。

3年（1回目の車検）5年、7年、9年･･･。もちろん、こよなく愛する車であれば、乗り換えるといった選択肢はなく、車検を通すこと一択です。乗り潰すまで乗ってやる。

一般的に車を乗り換えるのは、5〜7年目の車検時、もしくは、乗り潰すにしても12年と言われています。

車の寿命はどれくらい？

車の寿命というと語弊（ごへい）がありますが、乗り換えのタイミングで一番多いのが、車検のタイミング、特に2回目の車検（5年目）と3回目の車検（7年目）のとき。

ぶっちゃけた話、20万キロ、初期登録から30年乗っていても走り回れます。特に日本車はそうそう壊れることはありません。しっかりとメンテナンスし、必要な部品、壊れた部品を交換していれば何とか乗り続けることは可能です。

ちなみに、一般財団法人自動車検査登録情報協会の調査によると、普通乗用車の平均使用年数は13.24年だそうです。

ですが、車としての価値がなくなる７年目。反対に税金が上がる１３年目が車の寿命のような気がします。

価値としての寿命

乗り換えるつもりなら、車の価値があるうちに買い取ってもらい、次の車の資金に回したいですよね。

新車登録をして7年目、3回目の車検以降は、リセールバリュー（売却価値）がガクンと落ちてしまいます。いくら走行距離が短くても、綺麗に乗っていても、一世代前の車の価値は下がってしまいます。

ちなみに10年を超えると車の価値は、ほぼゼロ･･･。

車は工業製品で普通に使用していれば、経年劣化によりアチコチ不具合が出てくるし、買ったときはカッコよかったデザインも、数年経つと古めかしくなってきてしまいます。

少しでも乗り換えの資金にしたいと考えるなら、買い取ってもらえる7年が限度なのではないでしょうか。

乗り潰すにしても１２年

まだまだ乗り続けると思っていても、古い車のオーナーは国からイジメにあってしまいます。それが13年目。

日本では新車登録をして13年目から、自動車税が１５％の増税、重量税が３９％の増税されてしまいます。

大切に乗っているのに余計な税金を取られるなんて、腑に落ちませんが、ルールなので文句は言えません。

乗り潰すにしても、12年が節目です。

車検に通すか迷ったら･･･

車というのは、最終的には道具であり、ライフスタイルに合わせて乗り換えるのが健全だと思います。もちろん、それなりの資金が必要になり、簡単には乗り換えられません。

ですが、購入から5年、7年経つと家族が増えたり、車の使用頻度が変わったり、そろそろ買い替えを考えても良い時期だと思います。

乗り潰すなら税金が上がる前の12年目、少しでも高く売りたいなら3回目の車検（7年目）が良いようです。

ちなみに我が家のステップワゴンも2015年に初期登録をしているので、そろそろ買い替え時期･･･今年、車検を通してしまったけど、価値があるうちに乗り換えを考えています。