【子育て論】これからの時代を生き抜くために必要なたったひとつのこと

子育て論

高校生と小学生の息子がいる子育て世代真っ只中のひらめ(@hirame18jp)です。

子育てとは、子供たちが自ら行動、吟味、改善するチカラを養ってあげること。

子育てには正解がありません。子育てを16年続けてきて感じることです。子育てと言うものは、親の思い通りに行くなんてことはなく「何でもできる」という自己肯定感のかたまり、自信満々の僕ですが、これまでの経験や知恵が一切、役に立ちません。

まお
まお

子供を育てるのって難しいよね

ひらめ
ひらめ

これまでの経験が、役に立たたないのが腹が立つ

子供は親のことなんてお構いなしに泣きたいときに泣くし、ふれ腐れて反抗をしてくる。もちろん、そんな息子たちも可愛いのですが、ムカつくことも多々あります。僕の機嫌を逆撫でしてくるし、そんな息子を相手にしてしまいブチ切れ、自己嫌悪じこけんおに陥ることもあります。

ですが、愛おしい息子たちのために親として大人として、少しでも子供たちが将来困らないように育てないとイケないという使命感があり、必要以上に心配をしてしまいます

多くの親たちは、子供が失敗しないように手出し、口出しをし、先回りをして、子供の成長する機会を奪ってしまっているのが現実です。それは子育て世代の僕たちが「失敗は悪いことである」という間違った価値観を植え付けられて来たため、周りと同じ行動をすることが良いと信じているからになりません。

まお
まお

手出し、口出ししちゃう・・・

ひらめ
ひらめ

子供のためにはならん

ですが、子供たちが逞しく、これからの時代を生き抜くためには、僕たちに植え付けられた価値観とは違った考え方を持たなければなりません。多くの人が苦しんで、現状に文句を言っている癖に何も変えようとしていないことに反吐が出てしまいます。

まお
まお

言い過ぎ・・・

ひらめ
ひらめ

子供たちのためだよ

自ら意思決定をする人間しか成功できないのは、現代社会でも格差社会という問題で浮き彫りになっています。子育てに正解がない理由は、根源的には日本で自殺者が増えた理由と同じです。日本が衰退していくのと同じです。世の中が息苦しいのと同じ理由です。日本の若者たちの多くが将来に夢や希望を抱けない理由と同じなんです。

子育ての目的は『意思決定をする勇気と知識を獲得し逞しく生き抜くチカラをつけてあげること』です。

もちろん、子育てには正解はありません。一生、底辺で搾取さくしゅされる側で幸せだと教え込むのも間違っていません。ですが、他人に使われる人間は夢を見ることも許されず、ひたすら他人のエゴを叶えるために生きなければなりません。

子供たちの可能性は無限大です。その可能性を少しでも大きくし、自分の夢を叶えるために弛まぬ努力をする男になって欲しい。賛否両論あるのは認めますが、子供がサバイブしていける能力を身につけるかの大半は親の責任です。

これからの時代の働き方

好きか嫌いかは別として、この世は魑魅魍魎ちみもうりょううごめく、弱肉強食の世界では、騙し合いや裏切りが当たり前のように行われています。そして、自由経済が続く限り搾取さくしゅされる人間はいなくなりません。

まお
まお

そんなことはない

ひらめ
ひらめ

いや、間違いない

正しいか、間違っているかは関係なく、お金を持つ権力者にお金が集まり、お金がない人間はお金を稼ぐために権力者に媚を売り続ける必要があります。媚を売る側の人間は権力者に頭が上がらず、一生こき使われ搾取され続けてしまう。つまり、格差がどんどんと広がっていくのが自由経済社会です。

みんなが望む成功者とは莫大の富を持つ人間で、昭和的な誰でも分かる道徳的、倫理的な正義を振りかざした所で奇人変人扱いを受け、息苦しい生き方しかできません。

ひらめ
ひらめ

お金が権力なのが自由経済社会なんだよ

さらにいうと、自由経済の恩恵に授かっている人たちによって、社会の仕組みは決められています。いくら、お金を持たない人間が正論を語っても負け犬の遠吠えです。はっきり言って、クソの役にも立ちません。

特に日本では、みんなと同じが一番。自分で考えて行動するより、周りに合わせて生きることが正しいと教育をされてきました。言われたことだけをする、思考停止の働きアリを生産するための教育。つまり、搾取される側の人間を育てる教育をされてきたのです。そのことに気づき、周りと異なるアイデアを出し、行動を起こした人間だけが成功しています

稼げる人はより稼ぎ格差が広がる

そして、これからは機械的に誰でも出来ることはコンピュータに置き換わり、コンピュータが苦手なことを人間が行う時代に突入していきます。と言うか、現代でも徐々に置き換わっているのに気づかない、もしくは気づいていないフリをしているヒトが多すぎることにホトホト残念でなりません。

ひらめ
ひらめ

自動化で格差は広がる

つまり、これからの働き方は二極化がより進み、アイデアを出し、判断をして、コンピュータに指示を出す仕事とコンピュータ言いなりになり、コンピュータの補助をする仕事しかなくなります。

まお
まお

コンピュータに使われるなんてないよ・・・

ひらめ
ひらめ

今でもそんな仕事はたくさんあるよ

そんな時代は来ないという意見もあると思います。確かに、未来は不確定な要素が大きく、何が起きるか予想の域を超えず、必ず訪れる未来なんていうモノは、現存するものが朽ち果てていくこと以外は皆無かいむです。

意思決定の本質は、不確定性なのです

そもそも、不確定性がない場合、意思決定など必要ありません。不確定性がないということは、やるべきことは機械的に決められるということです。機械的に決められるのなら、わざわざ誰かが何かを決断する必要などありません。

子育てというものは、不確定性を踏まえて、子供たちが時代の変化に対応できる能力をつけてあげることで、現代の価値観に合わせて生きることを教えることではありません

子育てに大切なたったひとつのこと

子育てが難しい理由は『目的が明確になっていない』からなのです。もちろん、目的がはっきりとしていても相手は人間で感情もあり、思い通りにはならないので難しいのですが、目的がない行動はどこに向かえば良いのか分からず、思考がまとまりません。

子育ての一番の問題は、育てる側の大人が子供にどうなって欲しいか、どうやって生き抜いていけば、幸せな人間なのかを理解していないから、子供に自分の価値観を押し付けていることです。

まお
まお

それはそうかも・・・

ひらめ
ひらめ

なので、僕が定義する

子育ての目的は、親離れするまでに『子供が、自ら逞しく生き抜いていくチカラ』を身につけさせることなのです。子供たちが自ら行動、吟味、改善するチカラを養ってあげることです。

親が思う成功と子供本人がこれから目指す成功と言うのは、必ずしも一致しません。搾取される側ではなく、莫大な富と名声を手に入れ、幸せに暮らすことが成功だという親の価値観を押し付ける必要はありません。一生、誰かに媚を売って生きていくという選択も、子供が判断すればいいし、類稀たぐいまれなる努力をして成功を勝ち取ろうと考えるのも子供自身でいいのです

クソみたいに世知辛い世の中で苦労した経験や、子供のように感情と欲望を爆発させ生きることの楽しさ、そのために必要な陰の努力が必要なことは親として話してあげることは必要ですが、その話を聞いて判断するのは、子供自身です。押し付ける必要はありません。

もう一度言いますが、子供たちが生きる時代、これからの未来は不確定な要素が大きく、何が起きるかは神のみぞ知るです。人間の予想なんて言うのは確率の問題なので、絶対ではありません。なので、子供が世の中の流れを読み、自ら判断し、行動、吟味、改善を行う必要があるのです。

昭和的な子育て論ではサバイブできない

僕たちがサバイブしてきた昭和の終わり〜平成と言うのは、まだまだ世の中には多くの人が満たされていない時代で、例えば、性能の良い車を作れば売れたし、年次改良を加えていけば、それなりにモノが売れていた時代です。

ひらめ
ひらめ

バカでも稼げた時代

まお
まお

バカ言うなっ!

僕たちより上の世代は、大多数の人が求めている欲望を満たすための仕事をしていれば、考えなくても儲かった時代です。クルマの普及率が低く、しかも誰もがクルマを欲しがる時代には、クルマを作れば売れたので、そこに判断は必要ありませんでした。とにかく、額に汗して働き、経営者に言われるがままに、良いクルマをどんどん作れば仕事になりました。この時代は、不確定性の中で意思決定するという行為は、経営者の仕事で、一般人は言われたことを真面目に処理していけば良かったのです。

そして、僕たちはそんな昭和的な『言われたことを真面目にコツコツとこなすこと』が正義だと教育をされてきて、いざ働き始めると、多くの人の欲望は満たされていて、ただモノを作るだけでは売れない苦しい時代、地獄のようなコストダウン、差別化、変化への対応という三重苦が待ち構えていました。価格戦争という企業、そして働く人間の消耗戦が始まり『意思決定をする勇気と能力』を持っている人間と、言われる仕事しかできない人間の差は歴然と開き、現代社会で問題になっている格差という形で表面化しました

まお
まお

確かに・・・

ひらめ
ひらめ

気づいている人との差は歴然としているでしょ

見て見ぬフリをしているのか、気づいていないかは別として、意思決定をする人間は莫大ばくだいな富と名声を手に入れ、そうでない人間はそんな権力者のエゴを満たすために搾取され、少ない収入で苦しい生活を送ることになっているのです。これは、資本主義、自由経済社会の摂理せつりです。モノが売れなければ対価はもらえません。そして、お金という権力がない人間はお金持ちに媚を売り、少ない収入でも働かして頂くしかないのが現実です

さらに先ほど話したように、これからは機械的に判断が必要ない仕事はコンピュータに置き換わっていく確率が高い。つまり、辛うじて、権力者に媚を売り、おこぼれに授かっていた仕事は減っていきます。急になくなることはありませんが間違いなく減ります。何も考えずに言われるがままに生きにくくなってきます。

残念ながら、格差社会の底辺で生きることが、今より難しくなる確率は高くなります

子育てを変えないと自分のクビを締める

さらにいうと人生100年時代と言われています。そして、僕たち現在の子育て世代は、望まないのに70歳になっても、80歳になっても働かなければ生きていけない時代になると予想されています。現在、働いているポジションを死守しなければ生きていくことすら許されない時代に突入をしました。

まお
まお

騒がれているね

僕たちがこれからの人生を全うするためには、30年以上も働く必要があります。それも技術の発展でコンピュータに仕事を奪われ、必要なポジションは必ず減ってきます。そして、その少なくなった席を必死に守ろうとする現在の労働力世代から席を奪い合うのが、子供たち世代で、いわば、親世代と子供世代はライバル関係になり、子供に同じ単純作業をさせようとすると、子育て世代の人間は自分のクビを自分で締めることになるのです。

単純で考えなくても稼げるポジションは減るのに、そこにしがみつく人間と新たに参入する人間が増え、需要と供給のバランスが崩れ、現在より単価が下がっていくことが明白で、ヘタをすると弾かれ、稼ぐことができず、望んでいた幸せな生活が終焉しゅうえんを迎えてしまいます

つまり、子供たちが『意思決定をする勇気と知識』を身につけなければ、親が自らのクビを締める結果になるのです。

子供が生き抜くために

子育ての目標は『意思決定をする勇気と知識を獲得し逞しく生き抜くチカラをつけてあげること』です。親の思い通りに育てることではありません。

僕らが育ってきた牧歌的ぼっかてきで変化が小さかった時代とは異なり、働き方、生活、全てにおいて環境が変わりつつあります。そして、その変化は加速的に早まっています。

ひらめ
ひらめ

過酷かこくな社会になっても幸せになって欲しい

まお
まお

確かに・・・

子育てに正解はない。だけど、失敗は見えています。子育ての失敗は『幸せな生活が送れないこと』です。親として、子供の可能性を狭めてしまい、子供を不幸にするなんていうのは罪深いと思いませんか。

自ら行動、吟味、改善するチカラがない大人が多いから、正しいことではなく、権力者の顔色を伺い、大多数の意見が正しいと勘違いが格差社会を生み、日本の若者たちの多くが将来に夢や希望を抱けない社会になってしまったのです。

そんな社会の仕組みを理解して『意思決定をする勇気と知恵』を持った人間だけが成功するのが、至上主義、自由経済社会であることを最後にお伝えして、この記事を締めたいと思います。

自ら学ぶ楽しさを知るためには

塾や家庭教師、さらには通信教育・・・学校の成績をあげるためではなく「自ら意思決定をする勇気と知恵を身につけてもらいたい」と思うのであれば、昔からあるベネッセの『進研ゼミ』がおすすめです。塾や家庭教師のように教えられて学ぶより、自分で考えるチカラ、自分で学ぶ楽しさを知るためには、通信教育が一番です。

我が家の高校一年生は、小・中学生時代に塾にも通わず『進研ゼミ』のみで高校に進学しました。

まお
まお

君の息子だからできたんでしょ

ひらめ
ひらめ

そんなことはない

周りの友達が、塾に通い始めたのが小学4年生くらいだったと思います。親の心配をよそに本人は遊びにサッカーと好きなことを一生懸命頑張っていました。小学校のうちは成績を気にすることもなかった息子ですが、中学生になり高校受験を気にするようになったとき、塾に行くことを提案してみました。

ですが、本人はサッカー(クラブチームに行っていました)があるので、塾に行く時間がもったいないと『進研ゼミ』で受験勉強をすることを選択しました

最初は「しっかりとした塾に行った方が良いのでは」と提案を続けていたのですが、本人の意思決定に従うことにしました。実際に、当時を思い出すと、僕も奥さんも「高校受験に失敗したらどうしよう」と不安があったのは事実です。ですが、最終的には本人の意思に任せました。

それまでは勉強をすることがなかった息子ですが、自分で選択した進研ゼミで勉強を始めた息子は、サッカーの練習で疲れていても自分のペースでコツコツと続け、課題を遅れながらも提出し、最終的には学区内で一番の進学校に合格することができました

ひらめ
ひらめ

息子は「自分の選択は間違っていない」と証明するために頑張ったんだと思う

本当に不安になったけど、息子の意思決定を否定せず尊重できて良かったと思います。少なからずとも我が息子は、自分で選択して行動して成功をしたという充実感を感じてくれたと思います。本人も不安がなかったと言えば嘘になると思います。でも、やりきり結果が出たという自信はこれからも、必ず、彼の人生でプラスになると信じています。

我が息子ですが、与えられた環境で精一杯努力をして、勝利を勝ち取った姿は本当に清々しく感じました。

進研ゼミに興味を持ったら、まずは以下の公式サイトから資料請求だけでもしてみてください。子供が興味を持つかは分かりません。ですが、子供が自らやると決めてくれたら親としては嬉しいですよ。そのためにまずは資料請求だけでもしてみてください。

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