敷かれたレールを歩く人生は悪くない。自由を求める前に考えよう

ラクに生きる方法

誰の言いなりにもならず、自由に生きる、ひらめ(@hirame18jp)です。

僕はロックに生きたいと思い、ドロップアウトをした組です。ですが、親になり改めて考えると『敷かれたレールを歩く人生は悪くない』と思えてなりません

おそらく、この記事を読んでいる君は「このまま、敷かれたレールの上を歩いて幸せになれるのか? もっと楽しい人生を送れるんじゃないか?」と不安になっているんだと思います。

ひらめ
ひらめ

悩め! 若人よっ!

敷かれたレールを歩く人生は、親や周りの大人の言いなりになって生きているみたいで自由がなく、雁字搦がんじがらめでクソつまらない人生なんじゃないか・・・なんて考えてしまいますよね。

手にしたいのは『自由』だ!

ひらめ
ひらめ

うんうん。分かる♪

敷かれたレールに乗った人生なんてロックではなく、どちらかというと「いい子ちゃん」みたいなイメージが強く、そんな優等生よりは狂人として生きることを選択した。そして、それなりに『運』と『縁』に恵まれてきたからサバイブできている。

でも、一歩間違っていたら、底辺を這いずり回り、一生抜け出せない負のループに巻き込まれ、人生をあきらめていたかもしれない

実際に、僕たち就職氷河期世代には、敷かれたレールから、振り落とされないように歯を食いしばり、必死にしがみついていたのに振り落とされ、あれから20年以上も経ったのに一度も日に当たることなく、底辺で地獄を見ている人間も多い。

ドロップアウトをする前に真剣に考えてほしい。一度レールから降りると二度と戻れはしない

自由を求めて自らドロップアウトし、を捨てるのは簡単です。だけど「自由に生きる」ためには責任もついて来るし、スキルも必要になる。だから、レールから降りる前にちゃんと先のことを考えて欲しいと思います。

レールから降りると目標や目的を自分で決め、サボる自分を自ら鼓舞こぶし、行動しないと人生詰んでしまいます。

ひらめ
ひらめ

全責任を自分で取る覚悟は生半可な物ではないよ

親や周りの大人が敷いてくれたレールに乗っていれば「普通の人生」を送れる確率が高くて、ドロップアウトしてしまうと、普通に生きることの大変さに気づきます。でも、ドロップアウトしてからでは遅いんだよ。

普通に大学に進学し学び、いい会社に就職。そして、その会社にずっと勤め、それなりに出世をし、定年退職を迎える。その間に結婚して家を買い、子育てをしながら老後を迎える。

上記のようなクソつまらないと感じる普通の生活を送ることは、本当に難しいんです。苦労せずに普通の生活を送れるレールが敷かれているなら降りない方が断然いい

まお
まお

なんかあったのか? 相談に乗るよ

ひらめ
ひらめ

普通の生活に憧れる

まお
まお

今まで好き勝手に生きてきたくせに!!

クソつまらないと思う「普通の生活」を送るのは、本当に大変です。そこそこの収入、そこそこの収入、そこそこの贅沢が手に入るなら、敷かれたレールの上を歩く人生の方がラクです。

夢を求めて自ら道を切り開くのは一見カッコよく見えるけど、ガチで努力をしなければ、野垂のたれれ死にます。本気で生き抜く努力をすること、そして、その努力が認められなくても諦めない根性、上手くいかず這い上がれず、底辺でもがく続ける忍耐する覚悟がないのであれば、敷かれたレールから降りないでください。

確かにドロップアウトして憧れの自由な生活は楽しい。だけど、その楽しさの何倍も苦しいのが現実です。敷かれたレールの上を歩きながら楽しむ方が効率的な人生になる。これマジな話、突き抜けるためには努力、根性、忍耐が必要なんです。

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敷かれたレールの上を歩く人生は貴重

敷かれたレールは、生まれた環境、育った環境である程度決まってしまいます。残念だけど、育った環境や出会う人間、その他、諸々もろもろの要因に影響され、価値観が形成され、歩む人生が決まってしまいます。

残酷ざんこくな話ですが、君の歩むべきレールは敷いてくれた人を超えることはできません。ですが、敷いてくれた人と同じレベルの生活は保証されています

親が敷いてくれたレールは「あなたが苦労せず生きていける様に」と願いを込め、世の中の荒波を超えてきた大人の経験と知識の集大成であり、レールを敷いた人が考える最良の生き方です

つまり、レールを敷いた親からすると「このレールを歩めば最低でも自分と同じ幸せを味わえる」と考えた結果です。

ひらめ
ひらめ

無策むさくでレールは敷いてはいない

さらに付け加えると、レールを敷くときに自分の失敗から学んだ知恵も盛り込んでいるので、考えられる多くの失敗を回避できる確率が高く、そのレールを歩く人生を送るときに想定できる障害が避けられるようになっています

周りの状況が変わらなければ、問題ない人生が送れるように用意されています。

敷かれたレールに乗った人生を送れば、普通の生活が保証されている。そして、その普通の生活を送るのは、すごく難しくて貴重

夢や希望がないからこそ、レールが必要

「敷かれたレールを歩く人生」なんて面白くない。と若者の浅はかな考えで、ドロップアウトをすると絶対に後悔します。僕は勢いで飛び降りてしまったので、だいぶ苦労をしました。

ただ、どうにかなるとは思っています。楽しむために苦しむ覚悟があれば、こんなに自由な人生はありません。サバイブできるか、野垂れ死ぬか、成功してきらびやかなステージに立てるか、薄暗いどん底で廃人はいじんのように生きていくか、人生を賭けたギャンブルを楽しめる人間じゃなければ。敷かれたレールを歩んだ方がいい

まお
まお

どういうこと?

ひらめ
ひらめ

勢いで「自由な生活」を求めると後悔するんだ

ぶっちゃけた話、どんなに望んでも、現代社会を生き抜くためには他人との関わりがあって、ひとりで生きていくことは難しいのが現実です。

自由に生きるためには、社会に対する責任が生まれ、好きなことをするためには、やりたくないこともしなくてはなりません。

「好きなことをする」というのは、嫌なこともひっくるめて責任を持って生きること

好きなことだけして生きたい。なんて甘ちゃんな考えは捨てなければならない。僕のように自由に生きているように見える人間だって、アホみたいな努力をしてきたし、想像を絶する理不尽や不運に襲われ、その度に苦労を重ねてきました。

本気で叶えたい夢や希望が語れないうちは、敷かれたレールから絶対に降りちゃいけません。

何度もいうけど、敷かれたレールに乗っているうちは失敗を回避して、それなりに幸せな生活が約束されています。中途半端な気持ちで生きてるなら、敷かれたレールの上を歩く方が苦労は少ない

もし人生の目標がないのであれば、最後までレールを走り、目的地に着いてから「好きなこと」をした方が効率的です。

親や世間に反抗して「敷かれたレールなんてクソ喰らえだっ!」なんて気持ちになるのは、理解しています。実際に僕も「平凡な人生なんてつまらない」と敷かれたレールから外れたのですが、途中下車しちゃうと二度と戻れません

自分の理想を持たないと路頭に迷う

ひらめ
ひらめ

理想があるなら降りて歩いた方がいい

僕の経験上、理想の自分を見つけるのって難しくて、苦しくて大変なんですよね。少なくとも、僕は苦しんだ。

ただ無鉄砲に「誰かの言いなりになりたくない」とか「俺の人生は、俺のものだ」なんて目的もなく、間違った反抗心だけでドロップアウトしてしまい、余計な苦労をしてきました。

「こうしたい」という明確な目標ができるまでは、つまらないと感じても、敷かれたレールの上を歩く人生を送るべきです。

自由に生きるということは、全てが自己責任

「自由に生きる」のが理想なんだけど、現代社会で生きるためには稼がないといけなくて、何もしなくても生きていける程、世の中は甘くありません。

それこそ、何もしないで生きれるくらいの財産を用意してくれる親がいるのであれば、親が敷いたレールから降りる必要はありません。

自分の理想とレールの目的地が同じなら、これ程、ラクな人生はありません。とりあえず、敷かれたレールから振り落とされないように生活を送っていれば、最短で目的地まで行ける。レールを敷いてくれた人が通った道、もしくは一番効率が良い道をノンストップで走れます

ひらめ
ひらめ

最短で成功したいなら、レールの上を歩く

敷かれたレールに乗った人生は危険が少なく、目的に向かって最短距離で進めます。反対に、自由を求めて、途中下車してしまうと行き先も手段も自分で決める必要が出てきます。

もし、自分の行き先が分かっている、もしくは、なんとなくでも良いから進むべき方向が分かっていれば、理想に近づくことができますが、目的もなく、敷かれたレールに対する反骨心、反発だとすると路頭に迷うことになってしまいます。

行き先がない旅

まお
まお

ジプシーみたいでカッコいい響き・・・。自由を感じる

ひらめ
ひらめ

自由を手に入れるのは簡単じゃない

明日がどうなるか分からない生活って不安でしかありません

敷かれたレールを降りた僕は「ドロップアウトするな」とは言えません。

ただ、レールを降りる前に『理想の人間像』を見つけて欲しい。そして、敷かれたレールの先に何があるかを確認して欲しい。

「なんか良く分からないけど、親の言いなりになりたくない」とか「自由に生きるぜっ!」なんて軽はずみにレールから飛び降りたらすげ〜苦労するから。マジで。

理想の人間になるために、敷かれたレールの上を走った方が良いのか。それとも、自分で道を切り開く必要があるのかを考えてみてください。

理想がないならレールを降りるな

自分の人生の目標というか理想の自分なんてそう簡単に見つかるもんじゃなくて、一生見つからないかも知れない。悶々とする気持ちはよく分かる。

ひらめ
ひらめ

実際に僕も悩んだから分かる

だからって焦って敷かれたレールを飛び降りちゃダメだぜ。理想の自分を見つけるまでは、敷かれたレールを走る方がラクだし、マシな人生が送れる

もうやだっ!」なんて軽はずみに大学を中退したり、会社を辞めたりすると取り返しがつかず後悔する。敷かれたレールから外れるのは、やりたいこと、理想が見つかってからにした方がいい。

理想があれば、自分で道を切り開くことも楽しいし、夢の実現のための苦労なら楽しめるようになる。間違った方法に進んでも目的地があれば軌道修正は可能だと思う。だけど、自由に駆け回っているだけだときるというか、続ける理由がないので方向を見誤ってしまう。駆け回っているときは、最高に楽しいんだけど、気がつくと虚しい感覚だけが残ります

夢や希望を見つけるまでは、敷かれたレールを歩く人生の方がラクで効率的な人生になる。何でもできるという根拠こんきょのない自信だけでサバイブできるほど世間は甘くない。生き抜くための知恵やスキルを身につけるのも簡単ではない。

しっかりと考えて生き抜いて欲しいと思います。

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