「趣味を持つ必要はあるのか？」に対する答え

人間（ひと）には、趣味・嗜好（しこう）がありまして、他人から見ると、本当にくだらないことでも、当人にとっては、とても重要で誰が何を言っても、揺るがないこだわりを持っていたりします。特に男性は、その傾向が強いように感じます。

例えば、女性の乳･･･大きさ、形、触り心地、ハリやツヤだけではなく、乳首の色に至るまで、男性が十人集まれば、十の意見が出るほど、各人で理想の乳へのこだわりがあります。

乳の話は置いておいて、この記事では、趣味を持つ意味について考えてみようと思います。

趣味に限らず、何かに没頭し、極めようとする経験は人間を大きくしてくれる･･･少なくとも、何かにハマり、真剣に試行錯誤した人間は、何も考えずに生きてきた人間より、魅力的な話ができるような気がしています。

趣味とは何か

まず、はじめに断っておきますが、無趣味な人間でも人間味があり、魅力的な方はたくさんいます。

ですが、「この人、面白くない」という人間の多くは、無趣味の確率が高い。もしくは、本人は「趣味だ」と言っていることなのに「本当に趣味なのか？」と疑いたくなるほど、知識も経験もないことが多いような気がします。

僕の偏見も入っていますが、趣味と言うのは、他のことを忘れ、没頭するほどハマるモノです。好きだから色々と調べるし、興味があるから経験をするし、他を圧倒するほどの知識と経験を身につけるのです。そして、知識や経験を積むことで、さらなる高みへの道が開く･･･。

加えて、趣味というのは、手間が掛かり、苦労をすることで、よりハマるモノでもあります。誰でも簡単に出来ることではなく、スキルを習得するために時間という犠牲を払ったり、興味がない人間からすると馬鹿だと思うほどの経済的な負担を抱えたりします。

つまり、趣味とは『莫大な犠牲を払い、とんでもない快楽を得る行為』と言い換えられるのではないでしょうか。

趣味が人生を豊かにする理由

僕は自他ともに認める効率厨です。特に仕事や家事･･･やりたくないけど、やらなければならないことに関しては、指一本でも無駄に動かしたくないし、0.1秒でも無駄にしたくはありません。ですが、趣味となると話は別です。

1秒でも長く遊んでいたいし、楽しむための手間や時間を惜しむことはありません。もし仮に、有り余る財産があれば、もっと趣味に散財する自信があります。時間も、金も、体力も、全てを打ち込んで楽しみたいと思うのが趣味。そして、その本気度が、人間としての器というか、人間の魅力を上げるような気がしてなりません。

これは、僕の経験なのですが、あることを極めようと切磋琢磨する経験をした人間･･･本人がツラいと思うか、楽しんでいるかは別として、何かに没頭したことがある人間は、モノゴトに対しての向き合い方というか、考え方の基本というか、大切なことを見つける能力が高くなるのです。

ぶっちゃけ、我々現代人は、何をするにも時間が足りません。仕事にしても家事にしても、それこそ趣味にしても、全てのことを完璧にすることなんて、物理的に不可能です。集中するタイミングを見極め、手を抜いて良いところは見ないことにする･･･上手い具合にサボる人間しか成功できません。

そのために必要な能力が、大切なことを見つけるスキルなのです。

趣味を見つける方法

趣味というのは、寝食を忘れて没頭するほど好きなことです。もちろん、仕事中も頭の中から離れない･･･まるで、愛してやまない異性のようなもの。

好きな異性のことは、何でも知りたいと思いますよね。

例えば、何が好物なのか、どこに住んでいるのか、どんな下着をつけているのか、おっぱいのサイズは、触り心地は･･･寝ても覚めても、相手のことばかり考えてしまいます。

例え、他人に自慢できなくても良いのです。あなたが、興味を持ち、誰よりも知りたい、誰よりも詳しくなりたい。誰にも負けたくない。というジャンルを見つけ、誰よりも深い知識と経験を獲得するのです。

興味があることは？

とは言っても、趣味を見つけるのは簡単ではありません。最初は、他人に自慢できないようなことを極めれば良いと思います。何かを極めようとする過程で、必ず、大切なことを見つけるスキルが身につき、他の趣味を見つけることが簡単になります。

例えば、あなたが、女性の乳房（ちぶさ）に興味があるのであれば、DIYで理想のおっぱいを作るなんていかがでしょうか。

色や形、大きさだけではなく、理想の触り心地を再現するためには、どんな材料を使えば良いのか、どんな加工法があるのか、耐久性はどうするか･･･趣味としては、奥が深いような気がします。

僕が乳作りを極めようとする場合は、乳房と乳首の触り心地は譲れません。あとは舐めても、安全な材料・塗料など･･･

もし、あなたが乳に興味があるのであれば、ぜひ、乳作りを趣味にしてください。そして、極めた場合は、ぜひ、僕にご教授願います。

趣味を持つ意味

なかなか言いにくいのですが、趣味を持つためには余裕が必要です。カリカリと忙しく、時間に追われている現代の日本人には、趣味を持つ余裕がないのも事実です。ですが、この余裕を作るのは、趣味を通して獲得した「大切なことを見つけるスキル」なのです。

ここだけの話、日本人の働き方は無駄が多過ぎる気がします。クソみたいな上司の理不尽に付き合う必要なんてありません。だいたい、理不尽な要求をしてくる場合、相手もあなたも、大切なことが何かを見失っていることが、ほとんどです。

納期が大切なのか、完成度を求めているのか、それとも少ない予算で完成させたいのか･･･優先順位が低いこと、誰も得しないことに労力をかけていないか、しっかりと分析をすると大切なことを見つけ、一極集中すれば、突破できることばかりです。

趣味があなたを助けます。

少なくとも、仕事以外に逃げ場を持つということは、あなたの人生を豊かにする上でとても重要なことだと僕は思います。

あなたも趣味を楽しみませんか。