50代男性で趣味がないと人生はつまらない?無趣味だった僕が気づいたこと

50代男性無趣味はつまらない? 趣味の話

趣味がない。
休日になると何をしていいか分からない。
いまさら趣味を探すというのは遅すぎるように感じる。

そう考える50代男性は意外にも多い。若い頃は夢中になっていたことも、いつの間にかやらなくなってしまうし、そもそも、昔から趣味を持っていなかった人も多いかもしれない。

休日にやることがなく、興味もないテレビを点けても、やっぱり面白くない。スマホでYouTubeをみて笑っているけど、別に興味がある訳でもないし、なんか、不毛な時間を過ごしているだけ…。

「このままで大丈夫なのか?」

人生の折り返し地点と言われる50歳。でも、50代を目の前にすると急に世界の色が奪われる。元々、色なんかなかった世界だけど、このまま何の楽しみもなく、残りの人生を過ごしていって良いのか…。

僕は現在51歳だけど、そう感じたのは40代半ばくらい。あのとき、周りからは反対されたけど、クロスカブを買って本当に良かったと思っている。

50代男性が趣味がない理由

これは僕の話ですが、僕は元々、いろいろなことに興味がありました。バイクも、クルマも、ギターも、サッカーも、カメラも…モテたい」という変な欲望が原動力になり、何にでも手を出していた。

でも、頑張れたのは20代まで。30代、40代は僕の人生の暗黒期…別に、不幸だったという訳ではなく、自分の時間というものが全くなかった。

加えて無駄なエネルギーがなくなってきて「これをやって何の意味がある?」「金と時間の無駄じゃないか?」と、始める前に脳内で諦めてしまう。

仕事中心の人生

気づけば仕事が人生の中心になっていた。

若い頃は趣味に使えていた時間も、お金も、体力も、家族や仕事に使うようになる。そして、ある日ふと気づく。

「最近、自分は何を楽しみに生きているんだろう

友人と疎遠になる

一人でも楽しめる趣味というのはあるけど、やっぱりキッカケは周りの人間だと僕は思う

例えば「バイクに乗りたい」と思っても、周りにバイクに乗っている人がいなければ、何から始めていいか分からないし、そもそも、誰にも影響を受けずに趣味を始められるなら、こんなには悩まないと思う。

僕が思うに、趣味は自己満足の世界といいつつ、結構、周りからの目を気にしてしまう。だから、友達と一緒に始めるほうが精神的にラク。

いまさら感が強い

いまさら、新しいことをはじめるということに恐怖を感じる。新しいことじゃなくて、昔ハマっていたことでも、やっぱり「いまさら〜」という気になってしまう。

というか、若い頃と違い、歳を重ねると失敗をしたくない。失敗している姿を見られたくない。恥ずかしい思いをしたくないという気持ちが強くなる。

だから「いまさら〜」という言い訳をして、自分にブレーキをかける。

僕も無趣味だった

今でこそ、休日が楽しみで仕方がない僕だけど、40代前半までは何もする気がしないで、リビングでゴロゴロ。見もしないテレビの前に寝転がり、スマホでYouTubeをダラダラと1日見て過ごしていた。

別に何を調べている訳でも、見たいチャンネルがある訳でもないのに、時間を潰すために見ていた気がする。

今考えると、それはそれでありだけど、なんとなくむなしかった。

なんか、SNSとかを開くと「どこどこに来てます」とか「こんな体験をしてます」とか、なんか同年代の人たちも楽しそうにしてて、鬱陶うっとうしかった。別に、誰が悪いとか…僕が悪いんだけど、でも凹んでいた。

日曜日の夕方が嫌だった。明日から仕事だからじゃない。

休日を何もせず終わらせてしまったことが嫌だった。

趣味がないことより怖かったこと

なんというか、そんな時間を過ごしていて、ふと思ったのは「このまま、仕事以外にやることもなく、楽しみもないまま、残りの人生を過ごすのって、ツラくね?」ということ。

別に、仕事が楽しくて、生き甲斐で、働くことが幸せという人なら、良いと思う。ただ、僕はそんなに仕事が大切じゃなかった。というより、早く仕事を辞めて、悠々自適ゆうゆうじてきな生活を送りたいと思っていた。

でも、仕事がなくなって、自由な時間が増えても、やることがない…。これってすごい恐怖。今はまだ、嫌でも仕事に行けば週のうち5日は潰れる。でも、退職したら毎日が休みで、何もやることがなく、毎日YouTubeとか、地獄だと思う。

だから、何かを始めたいと思った。

趣味は人生を変えるほど大げさなものでなくていい

僕の場合は、最初はクロスカブだった。それこそ、2018年にYouTubeで流れてきた『新型クロスカブ110』の動画。この動画を見て「またバイクに乗りたい」と感じた。

それから、バイクローンのことを調べたり、クロスカブ110のことを調べたり、買ったらどこに行こうとか、どんなカスタマイズをしようとか、色々と楽しみが増えた。通勤電車でもずっとクロスカブを調べていたし、何なら仕事中もずっと考えていた。

で、クロスカブを買ったんだけど、久しぶりに運転するバイクは怖かったし、うまくキアチェンジができず、ガクガクするし、楽しいというより、恥ずかしかった。横を走るミニバンから「運転が下手くそなおじさん」って見られている気がして売りに行こうかとも考えた。

でも、やっぱり、乗っていると楽しくて、少しずつうまく乗れるようになってきて、週末が楽しみになってくる。

趣味って、少しだけ未来が楽しくなれば良いと思う。

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僕が見つけた小さな楽しみ

クロスカブで「もう一度楽しんでいいんだ」と思えた。その後、若い頃に乗っていたロードスターまで買ってしまった。

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普通に考えれば、普通に考えれば、中年になってわざわざローンを組み、旧車のユーノスロードスターを買うなんて正気の沙汰ではない。維持費もかかれば、いつ壊れるかも分からない。周りからは「何考えてるんだ」と呆れられた。でも、この娘は、それ以上の価値を僕に与えてくれた気がする。

そして、一度、楽しむこと、楽しんで良いんだと思えたことで、少しずつ違う趣味が増えていった。出かけるから写真も撮るようになったし、どうせ行くならと名所を回ることも楽しみになった。

さらには、全然違うこと、初めてのことにも挑戦したくなる。というか、失敗が怖くなくなった。例えば、このブログだってそうだし、これからはYouTubeも始めるかも知れない。

よく分からないけど、趣味を楽しむようになってから、少しずつ世界に色がついてきた気がする。

50代男性で趣味がないのは悪いことではない

趣味がなくても人生は終わらない。ただ、「少しだけ楽しみなこと」をひとつ持つだけで毎日は変わる。

50代になると、新しいことを始めるのは勇気がいる。

お金も掛かるし、失敗も怖い。

でも、僕は思う。

趣味というのは人生を豊かにするためのものではなく、人生を思い出すためのものなのかもしれない。

クロスカブも、ロードスターも、ブログも…僕にとっては「楽しむことを忘れていた自分」を思い出させてくれた。

もし今、「何か始めたいけど、いまさら遅い」と思っているなら、心配はいらない。

51歳の僕は、クロスカブで走り回り、ロードスターに乗ってニヤニヤしている。

だから50代からでも、たぶん遅くない。

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