妖艶で慎ましい、日本女性のようなデザインに惹かれる ― NAロードスターという存在

クルマの話

1989年に誕生した初代ロードスター、通称NAロードスター。

発売から30年以上が経った今でも、その姿は色褪せない。令和の時代に最新のNDロードスターが新車で手に入るにもかかわらず、僕が心を奪われてやまないのは、この初代NAロードスターだ。

ひらめ
ひらめ

美しい・・・

なぜ30年も前のクルマに、これほどまでに惹かれてしまうのか。

その理由はただ一つ。NAロードスターのデザインが、妖艶でありながらも慎ましい・・・まるで、日本女性のように、奥ゆかしい色気を秘めているからだ。

まお
まお

えっ?!

日本的な儚さに宿る美しさ

NAロードスターのデザインは唯一無二だ。

能面をモチーフにしたとされるその造形は、円とシンプルな線の組み合わせにこだわり抜いている。派手に主張するのではなく、繊細なバランスの上に成り立つはかなさをまとっている。

その姿から僕が感じ取るのは「慎ましい日本の女性の色気」だ。見せつけるのではなく、隠すことで逆に漂う艶やかさ。それは人間の生き様や、日本的な美意識、さらにはにまで通じている。

まお
まお

何を言い出す?!

僕的な言葉にすると・・・

日本の美学なんて大袈裟なものではないけど、日本の文化、デザインには一種の危うさ、アンバランスを感じる。そして、僕が日本人であると思い知らされるには、黒船に乗ってやってきた誰もが美しいと感じるデザインより、日本的な儚いデザインに惹かれることなのである。

これ見よがしに主張するものではなく、繊細なバランスの上に成り立っている儚さに美しさを感じる。その感覚は、デザインだけではなく、人間としての生き様、そして崇高なエロにも共通する。

ひらめ
ひらめ

つつましいエロ

NDロードスターのグラマラスな魅力は、若い女性の水着姿のように強烈で眩しすぎる。だが、NAロードスターの魅力は違う。直視できないほどの派手さではなく、目を凝らすほどにじわりと染みる慎ましさにこそ、美がある。

もちろん、美に対する嗜好しこうは、千差万別せんさばんべつで、僕の感覚が一般的でないのは理解をしている。

二面性を持つリトラクタブルヘッドライト

NAロードスターを語るうえで欠かせないのが、リトラクタブルヘッドライトだ。

まお
まお

くっ、可愛すぎる・・・

格納されているときは冷たいほどに妖艶ようえんで、まさに大和撫子のような落ち着きを漂わせる。ところがライトが開いた瞬間、カエルのように愛嬌のある表情を見せる。そのギャップがたまらない

ひらめ
ひらめ

まるで『女心』

同じリトラクタブルを採用したRX-7に比べても、NAロードスターほど印象が劇的に変わるクルマはない。この二面性こそが、女性的であり、心を揺さぶる理由なのだ。

力まずとも似合う「なんちゃってスポーツカー」

NAロードスターは、当時「見た目だけのスポーツカー」と揶揄やゆされていた。スカイラインR32やシルビアに比べれば、確かに性能では劣る。だがそれがいい。

ひらめ
ひらめ

雰囲気が大切

本気で気合を入れて走らなくても、NAロードスターは受け入れてくれる。誰も速さを期待していないからこそ、のんびりと走っていても笑顔で手を振ってもらえる。スポーツカーでありながら、可愛らしさを持つデザインだからこそ、身近に感じられる。

「誰でもしあわせになれる」という思想

classic mazdaサイト

当時のカタログには「だれでも、しあわせになれる」という言葉が記されていた。ロードスターといえば「人馬一体」が象徴だが、この一文こそがNAロードスターを表している。

ひらめ
ひらめ

僕は幸せである

リトラクタブルヘッドライトで可愛さを見せ、オープンカーで解放感を与える。男性、女性、子供、そのすべてを笑顔にできる。まさに「誰でも幸せになれる」デザインだ。

30年以上愛され続ける理由

スペックで見れば、同年代のシビックやハチロクの方が速い。それでもNAロードスターは、いまも多くの人に愛されている。理由は明快だ。可愛らしいフォルムと、人馬一体の走りがあるからだ。

ひらめ
ひらめ

最小限の車である

マツダ自身がレストアサービスを提供していることからも、その価値が証明されている。中古市場でも高騰し続けている。30年経っても色褪せず、なお現役で愛され続けるクルマ。

それがNAロードスターであり、僕が惚れ込んだ理由だ。

結論

NAロードスターは、妖艶で慎ましく、日本女性のような佇まいを持つクルマだ。見せつけず、誇張せず、それでいて奥底に色気を秘めている。その美しさに触れるたび、僕は日本人の美意識を再確認する。

まお
まお

確かに・・・

だからこそ、30年経っても色褪せない。NAロードスターは特別だ。

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